廃棄物データ新サービス
2026-03-26 14:34:27

業界初!廃棄物処理に特化したデータ提供サービスを開始

業界初の廃棄物処理データ提供サービス



この度、DOWAエコシステム株式会社が2026年6月から、廃棄物処理に関連する信頼性の高い一次データを顧客向けに提供する新サービスを開始します。このサービスは、温室効果ガス(GHG)排出量に特化したカーボンフットプリント(CFP)報告サービスであり、特に廃棄物処理におけるScope3データに注目しています。

概要と背景



通常、企業が気候変動関連情報を開示する際には、環境省が発表している排出係数などの二次データを用いることが一般的です。しかし、2025年に公表されたサステナビリティ開示基準(SSBJ基準)では、実態に即した一次データの導入が求められています。この基準に基づき、2027年からは東京証券取引所プライム市場上場企業においても、この情報開示が義務づけられることになります。従って、企業に求められる廃棄物処理データの透明性が高まっているのです。

現在製造業ではCFPの算定が進んでいますが、廃棄物処理分野ではまだ整備が進んでいないのが実情です。DOWAエコシステムは、複雑な廃棄物処理プロセスとデータ基盤の不足を解消するために、独自のCFP算定システムを開発しました。これにより、顧客ごとの廃棄物処理環境に合わせた正確なGHG排出量を算定し、提供することが可能となります。

新サービスの内容



新たに発表されたCFP報告サービスは、DOWAエコシステムが運営する廃棄物処理拠点「エコシステム千葉」を中心に、廃棄物・焼却残渣、副資材等の輸送や最終処分にかかわるGHG排出量を算定するものです。このサービスは、顧客毎に合わせた詳細なデータを有料で提供し、温室効果ガス排出の可視化と削減のための有益な情報を提供します。

データ収集は、DOWAエコシステムの持つ廃棄物管理データベースを活用し、信頼性のある排出係数を基に精緻な計算を行います。また、第三者機関による妥当性保証を取得しており、ISO 14067:2018およびGHG Protocol Product Standardへの準拠が確認されています。

今後の展望



当初はエコシステム千葉を対象にサービスが開始されますが、今後は秋田県や岡山県など、他の廃棄物処理拠点にもサービスを拡展していく予定です。この進展により、廃棄物処理業界全体の透明性が向上し、Scope3排出量の算定精度も高まるでしょう。

結論



DOWAエコシステムが展開するこの新サービスは、廃棄物処理分野での環境負荷の軽減と情報開示の効率化に寄与するものです。企業が持続可能な活動を進める中で、信頼性の高いデータの提供は不可欠であり、このCFP報告サービスはその一助となることが期待されています。


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