先端医学講演会
2026-05-31 17:34:14

岡山大学での先端医学研究トレンド講演会が成功裏に開催

岡山大学における「先端医学研究トレンド-岡山大学クライオFIB-SEM・トモグラフィー特別講演会 in 鹿田」が、2026年2月10日に鹿田キャンパスの鹿田会館講堂で開催されました。これは岡山大学が推進する地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)の一環で、最新の医学研究動向を学ぶ貴重な機会となりました。

講演会には、現地とオンライン合わせて74名が参加し、開会に先立って岡山大学学術研究院医歯薬学域長の成瀬恵治氏が挨拶を行った後、研究・イノベーション共創機構の河本雅紀副機構長がJ-PEAKSの取組の概要を説明し、次に異分野基礎科学研究所国際構造生物学研究センターの沼本修孝准教授が、同大学のクライオ電子顕微鏡およびクライオFIB-SEMについて解説しました。

特別講演では、東京大学定量生命科学研究所の胡桃坂仁志教授を迎え、「クロマチンの構造と動態が司るゲノム機能制御の分子基盤」というテーマで講演が行われました。胡桃坂教授は、真核細胞におけるゲノムDNAの構造解析の分野で国際的に著名な研究者で、クライオ電子顕微鏡を用いた最新のクロマチン構造研究の成果を紹介しました。講演中には、ゲノム機能が多層的かつ動的に制御されるメカニズムやその生物学的意義について深い考察が示され、参加者にとって非常に有意義な内容でした。

特別講演後は、異分野基礎科学研究所の沈建仁所長を座長として質疑応答が行われ、参加者との活発な意見交換がありました。これにより、先端的なゲノム科学研究の最前線に触れる貴重な機会となりました。

岡山大学は、先端分析計測機器や基盤設備の共用化を進めており、中四国地域に初めて導入したクライオ電子顕微鏡や西日本初導入のクライオFIB-SEMの装置を含む設備は、他機関との連携を通じて活用されています。これにより多様な研究機関と協力しあい、学術交流を促進することで地域における研究力の向上が期待されています。今後も岡山大学における先端医学研究の取り組みにご期待ください。

今回の講演会は、地域及び国際的な研究者間のネットワークづくりや、地域における先端研究の推進に向けた新たな一歩となりました。岡山大学は、引き続き「地域中核・特色ある研究大学」として、さらなる研究の深化と地域貢献に努めてまいります。これからも岡山大学の取り組みにぜひご注目ください。

また、参加者は講演内容について学び合い、今後の研究に活かすヒントを得るとともに、新たな研究パートナーを見つける良い機会ともなりました。学部生や大学院生、教員、研究者が集まる場での知見の共有は、今後の研究活動に大きな影響を与えることでしょう。


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