登山の紫外線とハチ刺されに要注意!
登山やハイキングを楽しむ際、意外にも見過ごされがちなリスクが「紫外線」と「ハチ刺され」です。全国の20〜60代の登山愛好者を対象に実施した調査から、これらのリスクに対する認識が思わぬ実態であることが明らかになりました。質の高いアウトドアライフを送るためにも、ぜひご一読ください。
紫外線のリスクとは
本調査によると、登山・ハイキング経験者の68.7%が、紫外線対策が不十分だったと感じています。特に標高が上がるごとに紫外線量が約10%増加するため、平地より高いリスクがあることを認識する必要があります。日差しの強さやその影響は、ただの天候や気温だけに限らないのです。実際、標高1,000mごとに紫外線量は約10〜12%も増加し、山頂に至ると地上よりも相当強力な紫外線にさらされることになります。
さらに、78.0%の経験者が「予想以上に焼けた」と回答していることからも、事前の対策が重要であることを理解できます。紫外線は、肌の老化やガンの原因にもなるため、特に気を付けるべきです。
ハチ刺されの危険
ハチとの遭遇は、特に夏から秋にかけて増加します。登山・ハイキング経験者の31.3%がハチに刺された経験があり、これに該当する人数を含めると約7割にも上ることが分かりました。ハチに刺された場合、42.3%は適切な対処法を知らなかったとのことです。多くの人がハチ刺されの対応に疎いという現実があります。
ハチ刺され時の基本対処法
1. 針が残っている場合は、横に払うように除去すること。
2. 患部を流水で洗浄する。
3. 冷却するために保冷剤を使用する。
4. 抗ヒスタミン薬を含む市販の虫刺され薬を塗布。
注意が必要なのは、刺された際に全身の蕁麻疹や呼吸困難、めまいといった症状が発生することです。こうした場合はアナフィラキシーの可能性があるため、すぐに救急対応を求める必要があります。
登山時の紫外線対策
山登りの際は、紫外線対策として以下の点に気を付ける必要があります。
- - SPF50+・PA++++の日焼け止めを事前に塗布し、2〜3時間ごとにこまめに塗り直すこと。
- - サングラスや帽子、UVカットの長袖を着用することで、物理的に紫外線を遮断する。
- - 曇りの日でも60〜80%の紫外線が届くことを忘れない。
これにより、高所での紫外線からしっかりと肌を守ることができるでしょう。
まとめ
本調査から、登山を楽しむための安全意識向上が急務であることが見て取れます。多くの人が紫外線対策の不足を認識しつつも、必要な知識に欠けている現状が明らかになりました。登山やハイキングを楽しむ皆さんには、正しい知識を持ち、しっかりとした準備を行った上で、素敵な自然の中での時間を楽しんでいただきたいと思います。特に、アイシークリニックでの専門医によるアドバイスも活用し、安心して登山を楽しみましょう。