言葉の力で文化をつなぐ
2025年6月8日(日)、東京・渋谷のサクラステージにて開催された「2025EFスピーチグランプリ」は、全国から選ばれた中高生のファイナリストたちが「言葉の力で文化をつなぐ」をテーマに熱いスピーチを繰り広げました。約500名の応募者の中から選ばれた12名が、AIとコミュニケーション、多言語社会、非言語表現の力、アイヌ文化の再発見、留学体験を通じた成長など、多様なトピックスに基づいたスピーチを披露しました。
多様なトピックスに触れる
今年のスピーチコンテストでは、以下のような多岐にわたるトピックが扱われ、観客と審査員を魅了しました。
- - AIとコミュニケーション:人工知能時代における人間同士の温かみのあるコミュニケーションについて。
- - 多言語社会の可能性:国際化が進む中で、言語の壁を越えることの重要性を説く。
- - 非言語表現の力:ボディーランゲージや視覚的表現が国際理解にどう寄与するか。
- - アイヌ文化の再発見:先住民族としての考え方や文化が新たな視点を提供する。
- - 留学体験を通じた成長:留学が自身の世界観をどのように広げるかを語る。
各スピーチは単なる発表ではなく、参加者が抱える社会課題に対する深い考察と解決策を含んでおり、結果として「言葉で未来を変える力」が存分に表現されました。
受賞者発表
コンテストの栄誉は以下のファイナリストに与えられました。
中学生の部
- - 優勝:イエッドさん
- - 準優勝:田中さん
- - クリエイティブ賞:伊藤さん
高校生の部
- - 優勝:孫さん
- - 準優勝:上野さん
- - クリエイティブ賞:中辻さん
優勝者には、EFのシンガポール校での1週間の留学(往復航空券付き)が贈られ、他の受賞者も留学プログラムへの招待やギフトカードが授与されました。
SNSを通じた広がり
大会はEF Japan公式Instagram(@efjapan)でリアルタイム配信され、多くの視聴者から反響を得ました。ファイナリストたちの熱いスピーチ動画が公開されており、同世代からの刺激を受けられる素晴らしい機会です。
審査員の感想
今年の参加者は、デジタルネイティブ世代ならではの感性をもとに、最新技術と伝統を融合させた表現を見せてくれました。その中でも、AI時代における「人間らしいコミュニケーション」に関する洞察は特に印象的でした。
今後の展望
EFスピーチグランプリは、次代を担う中高生が国際的な視野を養う貴重な機会です。2026年度の大会内容や募集開始時期などは、公式ウェブサイトやSNSでの発表が予定されていますので、興味のある方はぜひフォローを。”
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この大会は、言語を学ぶ重要性と文化を理解する意義について考えさせられる機会であり、参加者全員がスピーチ後に笑顔で互いを称え合う姿が印象的でした。言葉の力でつながった仲間たちとの記念写真を撮影し、感動のラストを迎えました。教育の未来を担う彼らに幸多かれと願います。