大人の自己投資に潜む「モチベーションの壁」とは?
近年、自己投資や新しい挑戦に対する関心が高まる一方で、成果を上げるためには継続が必要不可欠です。しかし、実際には「続けられない」と感じている人も多いです。そこで、株式会社フォーイットが実施した全国500人を対象にした「春の自己投資」に関する調査結果から、心に留めておくべきポイントを探ってみましょう。
調査概要
調査は2026年3月2日にネットリサーチで実施され、対象者は10代から60代の男女でした。回答者が感じる「継続する上での不安」について尋ねたところ、最も多くの回答が寄せられたのが「モチベーションが続くかどうか」で、対象者の46.0%がこれを選びました。次いで時間面の「仕事や家事との両立」が15.0%、金銭面の「思っていたより費用がかさむこと」が13.2%と続きました。
世代別の傾向
調査結果を年代別に見ると、全ての年代で「モチベーションの維持」が最も高い回答を得ました。特に50代では54.0%の人がこの点を不安視しており、年齢を重ねるうちに新しい習慣を維持することが難しくなっていることが伺えます。また、60代では「費用のかかり方」や「成果がすぐに出ないこと」に対する不安も高く、ライフスタイルにおいて時間やお金の使い方を重視する姿勢が見て取れます。
20代では「相談できる相手がいない」ことが28.0%で高く、SNSを通じた人間関係を求める一方で、孤独感が継続の障壁となっている様子が浮かび上がりました。新しい挑戦をする際には、仲間や支援を必要とする傾向が強いことがわかります。
独身と既婚の違い
未婚者と既婚者に分けて見ると、未婚者は「モチベーションの維持」に対する不安が49.6%と高く出ていました。自由な時間はあるものの、自己管理が求められ、支えが少ない中での不安が影響しているようです。一方、既婚者では「時間の確保」と答えた方が19.2%と多く、家庭を持つことで時間が制約されることが反映されています。特に子育て世代においては、自分のための時間を作ること自体が難しく、時間不足が大きな障壁になっているようです。
職業による影響
さらに、職業別の結果を見ると、「モチベーション維持」の問題は全職業で共通の壁です。専業主婦・主婦では57.5%が「モチベーションの維持」を不安視しており、日常生活の優先順位が高いために自己投資が後回しにされることが影響しています。会社員や公務員では、「相談できる相手がいない」ことや「時間の確保」が18.2%を占めており、忙しい中での孤独と時間不足が浮き彫りになりました。
まとめ
大人の自己投資において「モチベーションの維持」は共通した課題ですが、世代やライフスタイル、職業によってそれぞれ異なる障壁が見受けられます。この調査結果を参考に、自分自身のモチベーションを高めるためには、周囲の人とのつながりを意識し、時間を計画的に管理することが重要です。自己投資の意義を見つけながら、持続可能な方法で新しい挑戦を続けていきましょう。