いずみたくの名作再演
2025-08-14 12:40:45

いずみたくの遺作をミュージカル化!「十二人の怒れる男」浅草で再演

ミュージカル「十二人の怒れる男」再演のご案内



幻のミュージカル作品が、2026年2月に浅草で甦ります。あの有名な作曲家いずみたくが遺した譜面を元に、ミュージカル「十二人の怒れる男」が上演されることとなりました。

背景


この作品は、いずみたくが1970年代に書いたとされる「十二人の怒れる男」という譜面からスタートします。数年前に発見されたこの譜面は、具体的な詳細がほとんどわからない状態で、今もなお多くの人々に影響を与えています。この貴重な譜面を基に、ミュージカルとして再創作しようとする試みは、その音楽の力強さとストーリーの深さを再確認させるものとなっています。

演出には、五戸真理枝さんが名を連ねています。彼女はこの物語が持つ人間の本質を描く力を表現し、観客がその過程を緊張感を持って見守ることができる演出を目指しています。演劇やミュージカルの経験が豊富な彼女にとって、このプロジェクトは新たな挑戦であり、同時に評価される機会でもあります。

ストーリー


物語は、ある殺人事件の陪審員室を舞台に展開されます。18歳の少年が父親殺しの罪に問われており、陪審員は全員一致で有罪または無罪を決めなければなりません。公判が進む中、当初は11人が有罪で合意する中、ただ一人の陪審員が無罪の票を投じます。この意義ある一票が、陪審員たちの信じ方や見方を試す引き金となり、様々な人間ドラマが展開されていく過程は、観客にも深い感情を呼び起こすことでしょう。

スタッフ


脚本・演出:五戸真理枝


五戸さんは、早稲田大学で演劇を学び、自ら劇団を旗揚げ。文学座付属演劇研究所を経て様々な舞台の演出を手掛けてきました。彼女はこの作品を通じ、陪審員それぞれの正義を描きたいと語っています。

音楽監督:田中和音


今作の音楽監督には田中和音さんが就任。彼は歴史的な名作との呼び声が高いこの作品で、編曲や新曲の作成にも挑戦しています。いずみたく氏の音楽とともに、新たな息吹を吹き込む役割が期待されています。

公演情報


2026年2月6日(金)から15日(日)まで、浅草九劇での上演が決定しました。是非、観客の皆様にこの名作の新たなチャレンジをご覧いただきたいと思います。イベントの詳細やチケット情報は今後公式サイトでのお知らせを待つとよいでしょう。

このミュージカルの誕生は、いずみたくの音楽に触れつつ、優れた演出とともに語りかけるストーリーを楽しむ貴重な機会となります。どうぞ、お見逃しなく!


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