未来都市を体験
2024-12-20 11:02:26

長谷川愛の未来都市を描く没入型インスタレーション「PARALLEL TUMMY CLINIC」

アートインスタレーション「PARALLEL TUMMY CLINIC」開催のご案内



東京都中央区に位置するアートスペースSHUTLが初めてプロデュースする作品、長谷川愛による没入型インスタレーション「PARALLEL TUMMY CLINIC」が、2025年の2月20日から3月17日までの間に開催されます。この作品は、1972年に竣工した黒川紀章設計の「中銀カプセルタワービル」に設けられたカプセル空間で展開され、未来の東京における人々の生活を探索する新たなアート体験を提供します。

未来都市・東京を描く

「PARALLEL TUMMY CLINIC」は、人工子宮が普及した2070年代の東京を舞台に構築されています。鑑賞者は、東銀座にあるクリニックを訪れる形で、自己の選択を通じて未来の社会における家族のあり方や生き方について深く考える機会を得ます。作品は、1組ずつの鑑賞者がカプセルを含むSHUTLの空間をタイムラインに沿って移動し、体験する形式をとっており、個人の欲望や社会的規範に対する理解を促進します。

コラボレーションに注目

本作品の構想には、作家・演出家の山田由梨が参加しており、彼女は劇団「贅沢貧乏」の主宰としても知られています。長谷川愛と山田由梨のコラボレーションは、アートと演劇の融合を目指し、未来についての新たな視点を提供します。特に、ジェンダーや多様性といったテーマに対する両者のアプローチが新たな対話を生み出すことが期待されています。

作品の核心テーマ

長谷川愛は自身の作品を通じて、「人工子宮」という技術が持つ潜在的な自由について問い直しています。人工子宮は、妊娠や出産の負担を軽減し、現代社会における生殖の選択肢を広げる可能性を秘めています。彼女は、「子供を持つ理由」を問い直し、現代社会における人間の孤独や寂しさについても考察しています。これらの観点は、訪れる人々にとっても深い共鳴を呼び起こすことでしょう。

開催情報

この没入型インスタレーションは2025年2月20日から3月17日まで開催され、時間は13:00から20:00まで。鑑賞は日時指定予約制で、1回に1組(最大2名)のみが入場できます。鑑賞所要時間は約50分で、各回の予約は2024年の12月21日から開始されます。チケットは1,500円で、事前予約が必須です。

詳細な情報や最新の更新は、SHUTLの公式ウェブサイトで随時発信される予定です。この特別なアート体験を通じて、未来の東京を体感するチャンスをお見逃しなく!

アーティスト紹介



長谷川愛 / Ai Hasegawa

彼女はバイオアートやスペキュラティヴ・デザインを駆使した作品を発表し、現代社会の様々な問題を掘り下げています。国内外の著名な美術館で展示経験があり、教育者としても活動しています。

山田由梨 / Yuri Yamada

作家、演出家、俳優として多方面で活躍する山田は、フェミニズムや社会問題を扱った作品にも取り組む、注目のアーティストです。彼女の独特な視点から生まれる作品は、観客に新たな問いを投げかけます。

アートファンだけでなく、未来に興味がある全ての方々にお勧めのこのイベント、ぜひ足を運んでみてください。


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