女性技術者支援
2025-03-16 18:17:19

岡山大学の中村技術職員が女性技術者支援シンポジウムに参加

岡山大学の中村有里技術職員が女性技術者支援シンポジウムに参加



2025年3月16日、国立大学法人岡山大学の中村有里技術専門職員が、東京都千代田区の如水会館にて「女性技術者活躍を推進支援するシンポジウム」に登壇しました。このシンポジウムは、一般社団法人技術同友会が主催し、女性技術者のエンパワーメントをテーマに、若手女性技術者や経営者、管理職、学生など様々な層に向けて実施されました。

シンポジウムの基調講演には、日本マクドナルドの取締役であるズナイデン房子氏が登壇しました。彼女の講演『行きたい道を切り拓け。』では、自己実現に向けた勇気や前向きな態度の重要性が改めて強調されました。この後のパネルディスカッションでは、従来の取り組みに加え、女性技術者の母数拡大や職場環境の改善に関する意見が交わされました。

中村技術専門職員は、岡山大学の取り組みを紹介し、特に東アジアにおける理工系女子学生向けの工学教育の重要性について言及しました。また、次世代の技術者育成に向けた複数のプロジェクトについても触れました。このシンポジウムに参加した感想を尋ねられると、中村氏は「企業の経営幹部や管理者と貴重な意見交換ができ、非常に光栄に思います。ここで学んだことを岡山の取り組みにぜひ反映させたい」と述べ、意識の高い仲間との交流の意義を示しました。

シンポジウムには、総合技術本部長の佐藤法仁副理事や副学長たちも参加していました。彼らは基調講演やパネルディスカッションを通じて新たな知見を得たとし、技術者育成の方法における課題や「女性技術者」というテーマにおいて旧態依然とした部分が多く残っていることを認識したとのことです。彼らの意見も、岡山大学が進める研究基盤の改革に活かしたいとのことでした。

中村技術専門職員は、女性技術者の次世代育成に関する活動が評価され、一般社団法人技術同友会の「第10回女性技術者育成功労賞」を受賞しました。この登壇もその評価の一環とされ、今後も持続的な工学教育への貢献が期待されています。岡山大学は、文部科学省の「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」にも採択され、特色ある研究の推進、国際展開、社会実装を行う戦略を立てています。大学としての成長だけでなく、地域への貢献を含めたさらなる発展に期待が寄せられています。

今回のシンポジウムをきっかけに、岡山大学の技術職員らが力を合わせ、地域と共に未来のための貴重な大学の役割を果たしていくことができるでしょう。


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