『ザ・ファミリー・オブ・マン』展
2026-07-15 16:33:24

日本橋高島屋で70年ぶりに蘇る名写真展『ザ・ファミリー・オブ・マン』

日本橋高島屋で70年ぶりに蘇る名写真展『ザ・ファミリー・オブ・マン』



日本橋高島屋で開催される展覧会「日本経済新聞社 創刊150周年記念 ザ・ファミリー・オブ・マン写真展」。この展示は1955年にニューヨーク近代美術館で誕生した、20世紀を代表する大規模な写真展の復刻版です。

昨日と今日を繋ぐ時を超えたメッセージ



「ザ・ファミリー・オブ・マン」は、当時のMoMAの写真部長であったエドワード・スタイケンが企画したもので、展示には世界の著名な写真家たちの作品が約500点集まりました。その中には、ロバート・キャパやアンリ・カルティエ=ブレッソン、ユージン・スミスなどの名が挙がっています。この展覧会が日本で初めて開催されたのは1956年のことで、以来、約100万人が訪れた日本写真史における金字塔とされています。

この回顧展では、オリジナルから厳選した約115点の作品が展示され、70年の時を経て再びそのメッセージが人々に問いかけられます。近年の現代写真家たちからの作品も交え、古い作品と新しい視点が融合し、愛と平和というテーマが再確認されるのです。

70年を経て再び感じる愛と共感



展示の中心には、家族をテーマにした肖像写真が並びます。アメリカやイタリア、日本に育つ五家族の姿が、異なる文化や環境の中でも共通する絆を伝えています。過去の理想を現代の問題に結びつけた作品は、時代や国境を超えて私たちに多くのことを考えさせます。

特に、戦争や司法、選挙といった人権や社会的公正のテーマに向き合った作品群は、現在に生きる私たちに重要なメッセージを与えます。日本の戦後初の総選挙を記録した写真や、長崎の原爆投下後の様子を捉えた作品は、過去の歴史を振り返るだけでなく、現代の状況を映し出しています。

具体的には、ウィン・バロックが自然の美と人間の存在を捉えた作品や、ロバート・キャパの恋人たちの結婚式をテーマにした写真など、各作品はそれぞれの背景や物語を抱えています。

詳細情報と会場のご案内



開催は2026年8月12日から24日、会場は日本橋高島屋S.C. 本館8階ホールです。入場料金は一般1200円、学生1000円で中学生以下は無料です。展示は多くの協力団体に支えられ、ルクセンブルクの現代作家との共演も楽しみです。

この展覧会は、ただ過去の偉大な作品を目にするだけでなく、私たちの現在の生き方や社会への問いかけになることでしょう。ぜひ足を運んでそのメッセージに触れてみてはいかがでしょうか。


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