DX OCRの新サービス
2025-10-16 15:07:58

帳票設計不要のAI-OCR『DX OCR』がBCPに対応した新サービスを開始

新サービス『DX OCR for BCPサービス』の概要



株式会社ハンモックは、帳票設計が不要なAI-OCR技術を活用した新たなサービス「DX OCR for BCPサービス」を提供開始しました。このサービスは、企業が緊急事態に直面しても受注や出荷業務を継続できる体制を構築することを目的としています。BCP(事業継続計画)の一環として、予測困難なリスクに備えた業務の継続性を支援するためのソリューションです。

提供背景


近年、企業が直面するリスクは急速に増加しています。特にランサムウェア攻撃や自然災害による業務停止のリスクが高まっており、これらのリスクに備えることが企業の喫緊の課題となっています。例えば、2024年の上半期に発生したランサムウェアの被害件数は114件で、前年と比べて増加傾向にあります。これにより、電子受注システムが遮断され、業務が長期間停滞するケースも少なくありません。

自然災害による影響も無視できません。地震や台風の影響で受発注システムが一時的に利用不可能になり、業務が大きく損なわれてしまうことがあります。これらの危機的状況において企業は「止まらない仕組み」を求められています。

課題解決のための新サービス


多くの企業では、緊急時に電話やFAXを用いた受注に切り替えていますが、従業員による目視確認や手入力は非常にアナログな作業で、多くの時間と人的リソースを使ってしまいます。そのため、入力ミスや業務の遅延が発生することが少なくありません。そこで新設された「DX OCR for BCPサービス」は、効率的かつ迅速に業務を続行できる体制を提供します。

このサービスにより、受発注システムが一時的に利用できない場合でも、FAXやメールで届いた注文書をAI-OCRが自動的にデータ化し、基幹システムや出荷システムに適した形でデータを出力します。これにより、手作業によるデータ入力の手間を省き、業務のスムーズな運用を実現します。また、サービス内容はお客様のニーズに応じて柔軟に選択できるため、小規模から大規模まで幅広い運用に対応が可能です。

提供価格と利用方法


『DX OCR for BCPサービス』は、平時の利用がない時期には低額な月額料金で提供され、有事の際に利用された場合のみ従量課金制となっているため、企業にとって非常にコストパフォーマンスの良いサービスと言えるでしょう。このように、必要に応じたサービス利用が可能なため、安心して導入できる環境が整っています。

今後の展望


「DX OCR for BCPサービス」を利用することで、企業は日常業務の効率化だけでなく、有事における業務のレジリエンスも向上させることが期待されます。ランサムウェア攻撃や自然災害など、さまざまなリスクに備え、企業のBCP推進の一環として継続的なサポートを行っていく所存です。

DX OCRの特徴


『DX OCR』は、帳票設計や設定が不要で、手書き文字も含めたあらゆる画像文字を迅速にデータ化できるAI-OCRです。この技術により、業務の自動化と効率化を実現し、お客様にとって利便性の高い情報管理をサポートします。様々なメーカーの複合機やスキャナに対応しており、幅広いユーザーに活用されています。さらに、ハンモックは、顧客のニーズに応じた高品質なソリューションを提供することを目指しています。


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