初開催の音楽イベント「BuzzyFes 2025」レポート
2025年9月1日、東京・Spotify O-Crestにて音楽イベント「BuzzyFes 2025」が初めて開催されました。このイベントは、Yappe株式会社が主催し、防災の日にちなんで音楽を通じて防災意識を高めることを目的としています。
BuzzyFesの背景
「BuzzyFes」は、福島県出身のYappe株式会社代表、隂山弘暉氏の思いから生まれました。彼は東日本大震災を福島で経験しており、その教訓を音楽に結び付けることで多くの人々に防災の重要性を伝えたいという情熱を抱いています。このイベントは、単なる音楽フェスではなく、防災をもっと身近に感じてもらうためのプラットフォームとして位置づけられています。
イベントの詳細
今回の「BuzzyFes 2025」は、開催3週間前にチケットが完売し、当日券も即座に完売となるなど、予想以上の盛り上がりを見せました。会場は午後6時に開場し、午後7時に開演。「大好きな音楽と防災をつなげたい」というイベントの理念は、来場者にしっかりと伝わった様子で、会場は熱気に包まれていました。
出演アーティスト
イベントには、注目の若手アーティスト、ペルシカリアとルサンチマンが出演しました。ペルシカリアは、ギターロックバンドで、矢口結生のソロプロジェクトからスタートしました。彼らのリアルな歌詞とエネルギッシュなパフォーマンスは、同世代の心を捉え、観客との一体感を生み出しました。
ルサンチマンは、東京で結成されたオルタナティブロックバンドで、深みのあるサウンドが特徴です。彼らのパフォーマンスも、多くの人々に強いインパクトを与えました。
来場者の反応
開場と同時に、多くのファンが集まって会場は満員となり、当日券を求める長蛇の列ができるほどの盛況振りでした。ライブが進むにつれて、防災の日にちなんだトークも交えながら、アーティストたちが観客を楽しませました。
また、SNSでは来場者や出演者からの投稿が相次ぎ、悪天候の中でも行われたこのイベントが多くの人々に感動を与えたことが感じられました。「防災の日」をテーマにしたイベントとしての意義が広まり、多くの観客がこの取り組みに共感を示しました。
代表の隂山の想い
隂山氏は、イベント開催にあたり「防災には堅苦しいイメージがあるのでは」と不安を抱えていましたが、参加アーティストたちから「もっと自信を持って防災を前面に出すべき」と励まされ、自身の想いをまっすぐ掲げる決意ができたと語っています。音楽を通じて、彼は防災の大切さをもっと広めていきたいという強い意志を持っています。
今後の展開
この「BuzzyFes」は、一回限りのイベントではなく、今後も防災をテーマにした音楽フェスとして継続的に開催される予定です。音楽と社会課題を結びつけた新たな挑戦として、全国へ広がっていくことが期待されています。若者たちが主体的に参加できる場をつくり、防災意識をさらに広める努力が続けられるでしょう。
公式リンク
Yappe株式会社について
Yappe株式会社は、現役大学生たちによって設立されたスタートアップ企業です。「やってみようを、カタチにする。」というミッションの下、学生や若手クリエイターが一歩を踏み出せるような支援サービスを展開しています。社会課題や地域課題に取り組むプロジェクトを推進し、今後の更なる発展が期待されています。