SBI証券の投資信託定期売却サービスが進化!
東京都港区に本社を置く株式会社SBI証券は、2025年12月6日より、投資信託の定期売却サービスを一新し、より多様なニーズに対応することを発表しました。これにより、売却の方法に新たに「定率指定方式」と「期間指定方式」が追加され、さらにNISA口座での定期売却設定が可能となります。
投資信託定期売却サービスの概要
投資信託の定期売却サービスは、保有する投資信託を毎月、決めた金額や比率に従って自動的に売却する機能です。このサービスは、資産運用の継続と生活費の計画的な取り崩しを両立させる優れた方法として、多くの顧客に支持されてきました。2012年から提供を開始して以来、顧客からの評判も高く、資産形成の一環として幅広く活用されています。
特に、最近の人生100年時代と呼ばれる状況では、リタイア後にも長期にわたる資産運用が求められており、生活資金の確保が重要なテーマとなっています。その中で、非課税制度・NISAによる保有資産の運用ニーズも高まっており、これに応える形でのサービス拡充が期待されています。
新たな売却方法の選択肢
新たに追加された売却方法には、以下の3つがあります:
1.
定額指定方式: 1,000円以上の指定した金額を、定期的に売却します。
2.
定率指定方式: 売却時点の保有口数に対して、設定した割合で売却します。
3.
期間指定方式: 指定した受取年月までに、定期的に定めた回数で均等に売却します。
これらの新機能により、顧客は自分のライフスタイルに合わせた柔軟かつ計画的な資産運用が可能になります。
NISA口座への対応
また、NISA口座での定期売却設定が可能になることで、顧客は税金の心配をせずに投資信託を売却することができます。NISA制度では非課税保有期間が無限になったことから、これを活用して資産を定期的に売却する声が寄せられていたため、これに対する対応が求められていました。
手数料は無料
サービスに関しての最大の魅力は、その手数料が無料(0円)であることです。対象商品は、SBI証券で取り扱う投資信託であり、一般口座、特定口座、NISA口座すべて対応していますが、ジュニアNISAは対象外です。これにより、スムーズな運用と資産形成が促進されることを狙っています。
まとめ
株式会社SBI証券は、顧客のニーズに沿ったサービスの提供を続けると共に、顧客中心主義を掲げ、手数料の低さと高水準のサービスを維持し続けることに全力を尽くしています。今後も、資産形成を支援する新しいサービスに期待が寄せられます。詳しい設定画面イメージや手順については、SBI証券の公式ウェブサイトをご確認ください。