東京大学での講義にHelpfeelのCTOが登壇
この度、東京大学本郷キャンパスにて、HelpfeelのCTOである秋山博紀氏が、グロービスと共同で開催されている講義「ビジョナリー・スタートアップ」に登壇しました。この講義は、起業を志す学部生・大学院生を対象に、実践的な学びを提供することを目的にしています。
講義の概要
「ビジョナリー・スタートアップ」は、東京大学とグロービス・キャピタル・パートナーズが共同で2022年から開講しているプログラムで、実際の起業家を講師に迎え、組織、事業、ファイナンスについて学ぶ内容となっています。1980年代からアメリカのスタートアップの成長を背景に、日本でもユニコーン企業の経営者や若手起業家の育成が急務となっています。
この講義には、過去にディー・エヌ・エーの社長である南場智子氏や、ポケトークの松田憲幸氏など、多くの著名な起業家が参加してきました。2024年度からは修士課程において単位認定されるプログラムとして位置づけられ、より多くの学生が参加することでしょう。
秋山CTOのプレゼンテーション内容
1. AIのコスト急落がもたらした変化
講義の中で秋山氏は、OpenAIによるGPT-3.5のAPIが低価格で提供された際の体験を語りました。彼は当時を「技術の民主化」と捉え、瞬時に新しいサービスを開発したエピソードを披露。こうした技術の進歩がもたらす意思決定の重要性を強調しました。「次にこれほどの規模のチャンスが来るのは30年後だと思った」と彼は語り、貴重なチャンスを逃してはいけないと示唆しました。
2. PMF(プロダクト・マーケット・フィット)の瞬間を捉える
スタートアップが成功するには、開発したプロダクトが市場から本当に求められているかを見極める必要があります。秋山氏は、セールスが不足している中でも契約を結びたい顧客がいる状況が、まさにPMFのシグナルであると述べました。この実体験に基づく話は、教科書的な理論以上の価値を持っています。
3. エンジニアとビジネスの境界を越えよう
秋山氏は、AIの進化により職種間の境界が曖昧になってきたことに注目しました。営業とエンジニアリングの融合を通じて、事業の成長を加速する必要性を訴え、現場での越境的なアプローチが重要であるとも述べました。職種の専門性を持ちながらも、お互いに協力し合うことで、新しいビジネスの可能性が広がるのです。
4. データが競争優位性を生む時代
秋山氏は、競争優位性を築く上で企業の持つ独自のデータが極めて重要であると強調しました。特に、Helpfeelが蓄積してきた暗黙の知識や業務ルールは、AI時代におけるビジネスの成功に直結すると述べています。大手プラットフォーマーにはない独自の知識が価値を生む時代に突入しているのです。
まとめ
この講義では、AIを駆使した起業家精神を育むための多くの示唆が得られました。また、Helpfeelが提供するAI技術の概要や、企業固有のナレッジを活用することの重要性についても新たな視点を得られました。今後のデータ活用による成功モデルをご期待ください。
詳しくは、
こちらで登壇動画が公開されています。
登壇者プロフィール
秋山 博紀 | 株式会社Helpfeel 執行役員 CTO
慶應義塾大学大学院修了後、ソフトウェア開発者としてキャリアをスタート。2015年にHelpfeelに参加し、2022年CTOに就任。企業内の知識活用を支える取り組みを推進しています。
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