以友社の新刊発表
2026-08-26 12:30:22

新出版社・以友社が発足し、モートン&ビョークの新刊登場

環境哲学の新たな一歩、以友社の誕生



創業55年を迎えた人文書の出版を行う株式会社以文社が、新たに株式会社以友社を立ち上げました。この新会社は、独立した部門として今後の発展を目指します。特筆すべきは、以友社から発表される2冊の新刊書籍です。ひとつ目は篠原雅武と環境哲学者ティモシー・モートン、さらに世界的アーティストのビョークによる往復書簡を収めた『増補新版複数性のエコロジー 人間ならざるものの環境哲学』で、8月12日に発売されます。

新刊書籍の魅力



この増補新版は、2016年に刊行された同名の書籍の改訂版です。篠原雅武氏は都市空間の荒廃をテーマにしつつ、モートンの「人新世」という概念を深く掘り下げています。これにより、著者は自然概念を再定義し人と人ならざるものとの新たな関係を模索してきました。特に、モートンとの対話を通じて得た知見をもとに、実際のフィールドワークを行った経験が生かされています。

この新刊には、モートンへのインタビューも収録されており、彼の哲学が日本に初めて紹介された時からの変遷を辿る貴重な内容となっています。また、ビョークとの往復書簡も特別収録され、これによってエコロジーに対するアーティスト視点が垣間見えます。

新たな試みと展望



さらに、篠原氏は新たに書き下ろした「人為と惑星」を追加し、人間にとどまらない多様な生態系との関係性を考察。この本は、エコロジーの概念を広げる一助となるでしょう。同書では、著者が南方熊楠の思想に影響を受けつつ、都市の空間と自然のリズムとの調和を図る様子が描かれています。現代における人文学の重要性を再確認させてくれる本です。

もうひとつの新刊



8月19日には唐澤太輔による新著『粘菌哲学』も刊行される予定です。この書籍では、唐澤氏が南方熊楠の思想を掘り下げ、粘菌という生物に着目しながら新しい哲学的視点を提示しています。南方熊楠にインスパイアされた著者が、粘菌を通じて生と死、動植物の境界を超える探求が展開されます。著者による粘菌の美しい写真も収められ、視覚的にも楽しめる作品となっています。

SNSでの情報発信



なお、以友社はSNSも活用しており、公式サイトや各種プラットフォームを通じて最新情報を発信予定です。ファンはぜひフォローし、新刊情報やイベント情報を待ち望んでください。

新たな時代の幕開けを迎える以友社、これからの展開に目が離せません!


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