横浜エクセレンスとスタートラインの新たなパートナーシップ
神奈川県横浜市を本拠地とするプロバスケットボールチーム「横浜エクセレンス」と、障害者雇用支援を行う株式会社スタートラインが、2025-26シーズンに向けたシルバーパートナー契約を締結しました。この契約によって、地域貢献活動として位置付けられている「スタートラインチケット」の提供が継続されます。
横浜エクセレンスは、2024-25シーズンにB3リーグからの昇格を果たし、45勝7敗という素晴らしい成績を収めてB2リーグへのステップアップを実現。これはチームの競技力向上を示すだけでなく、地域社会における存在感を強化します。
地域貢献プロジェクト「EX Community Project」
横浜エクセレンスはスポーツを通じた地域社会貢献に力を入れており、「EX Community Project」として知られるプログラムを展開しています。このプロジェクトでは、スポーツの力を使って地域の人々を元気にする活動が行われており、特に障害を持つ方々の支援に重点が置かれています。
スタートラインチケットの概要
「スタートラインチケット」は、横浜市内に在住・在勤・在学の障害者手帳を持つ方々を対象に、横浜エクセレンスのホームゲームに無料招待する取り組みです。具体的には、2F自由席と2F車椅子席において、各試合に同行する1名まで同じ特典が適用されます。このプログラムは、観戦機会を通じて誰もが自分らしく生きる社会の実現を目指すものです。
対象者は次のいずれかの障害者手帳をお持ちの方で、申し込みは試合の3日前までに行う必要があります。
- - 身体障害者手帳
- - 療育手帳
- - 精神障害者保健福祉手帳
横浜エクセレンスは、2025-26シーズン中の全試合にてこのサービスを提供します。スポーツを観戦することができる機会を増やすことで、地域全体に元気を届けることを目指しています。
スタートラインの企業理念
株式会社スタートラインは、障害者雇用の質を向上させるために、さまざまなサービスを展開しています。2009年に設立され、障害者の採用や定着を重視した支援を行っている企業です。最近では、前述の「INCLU」や、屋内農園型やロースタリー型の障害者雇用支援サービスなど、多様な支援プログラムを提供し、多くの選択肢を生み出し続けています。
「自分をおもいやり、人をおもいやり、その先をおもいやる。」を企業理念に掲げ、スタートラインはすべての方々が自分らしく生きる社会の実現に向けて取り組んでいます。
今後の展望
横浜エクセレンスはB2リーグの新たな舞台で、試合を通じて多くの感動を提供することを目指しており、スタートラインとのパートナーシップはその一助となるでしょう。地域との結びつきを強化し、観戦機会の拡大を通じて、さらなる活躍を期待したいところです。スポーツを楽しむことができる環境を共に作り出すために、両者の取り組みから目が離せません。