NEC社会起業塾2024
2025-04-08 11:45:05

NEC社会起業塾が新たな社会の価値を創造するための挑戦を開始

NECは2024年度の「NEC社会起業塾」を通じて、若手社会起業家の育成に努めています。このプログラムは2002年度からスタートし、社会的な課題に挑む多くの起業家を支援してきました。今回2024年度には二つの団体が参加し、約7か月の期間を通じて、メンターからのアドバイスを受けながら事業計画や戦略を練り上げています。

特に注目すべきは、2024年11月に実施された「NEC社会起業家フォーラム」です。このフォーラムでは、NECグループの独立シンクタンクである国際社会経済研究所の藤沢久美理事長が「社会起業家と企業との共創」をテーマに基調講演を行い、起業家と社員のパネルトークが行われました。顧客の経営課題や企業との協業に関する意見が交わされる中で、社会起業家が新たなアイデアを得る機会となりました。

また、2025年3月には分科会を含む最終報告会が開かれ、自治体や企業、大学、学生を含む様々なステークホルダーが集まり、連携の在り方や可能性について議論を展開しました。これらの活動を通じて、社員が社会起業家への支援や連携のハブとなることが期待されており、事業連携の可能性も広がっています。

参加した団体からは、それぞれポジティブな感想が寄せられました。オヤシル株式会社の代表、武田勇氏は「メンターからの鋭いアドバイスが大変役立ち、自身の成長を支えてくれた」と述べ、NECとの今後の連携への期待を示しました。一方、株式会社Estlaughtiveの北橋玲実氏は「NECの社員との対話を通じて、自社のサービスに対する共感を得た」と語り、今後も協働の場を創出する意欲を示しました。

また、「NEC社会起業塾」は、2025年1月に経済同友会が発行したガイダンスで、企業とソーシャルセクターの連携の先進事例としても取り上げられました。今後もNECはデジタル技術を駆使して社会に価値を生み出すことを目指し、社員が社会課題に対する感度を高めるために、「NEC社会起業塾」などを通じて、社会起業家との対話や共創を推進していく方針です。

このように、NEC社会起業塾は社会起業家の育成を通じて、新たな社会的価値の創造に挑戦しています。これらの取り組みは、社会の未来を見据えた重要な一歩であり、次世代の起業家を生むための礎となることでしょう。NECとNPO法人ETIC.の連携によるこのプログラムがもたらす影響に、今後も期待が高まります。


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