DROMI新機能
2025-09-04 12:30:18

絵コンテアプリ「DROMI」更新、新機能で編集データの共有が簡単に

絵コンテアプリ「DROMI」の最新アップデート



2023年9月4日、フェンリル株式会社が無料アプリ「DROMI」の重要なアップデートを発表しました。この統合的な絵コンテ制作ツールは、iPad専用で、アニメ制作や映像編集に携わるクリエイターたちからの支持を集めています。今回は、その中でも特に注目の新機能「DROMI形式」を中心にご紹介します。

新機能「DROMI形式」の導入



これまで「DROMI」では、描いた絵コンテを映像ファイル(MP4)や静止画(PNG)、印刷用のPDFなどで書き出すことができました。しかし、今回のアップデートにより、新たに「DROMI形式」が追加されました。これにより、編集データそのものをそのまま書き出すことが可能に。これにより、他のユーザーがコメントや変更を加えることも容易になり、チーム内での情報共有が一段とスムーズになります。さらに、この形式は別のiPadへのデータ移行にも対応しており、バックアップとしても便利です。

画像挿入機能の強化



新たに加わった機能として、アプリ内でカメラを起動してその場で撮影した画像を直接絵コンテに挿入できる「画像挿入機能」も見逃せません。これにより、現場の雰囲気をそのまま絵コンテに反映できるため、アイデアの視覚化が一層促進され、作業効率が向上します。以前は、写真ライブラリやファイルアプリから画像を挿入する必要がありましたが、この機能によって一連の流れが一気に簡略化されました。

DROMIの魅力と活用事例



「DROMI」は、操作性に優れた機能が揃い、ユーザーが絵コンテ制作に集中できるように設計されています。「サクサク描ける」機能により、ペンや消しゴム、選択機能を駆使して、時間をかけずに自然な描写が可能です。また、音楽に合わせたシーン編集も簡単で、MP3やWAVファイルにもしっかり対応。作成内容はすぐにプレビュー再生できるため、リアルタイムで変更点を確認しながら微調整が可能です。

作成した作品は多様な形式で保存・共有でき、出版やインターネットでの使用も広がっています。特に「DROMI形式」は、クリエイターが制作した作品を他のチームメンバーと効率的に共有する手段として機能します。

DROMIの今後の活動と展望



DROMIは、フェンリルの事業創生プロジェクトから生まれ、2024年1月に正式リリースされました。その後、SNSでの反響も大きく、プロの映像クリエイターやアニメーターに利用されるようになっています。今後は、映像制作に興味のある方々への体験イベントやワークショップを積極的に展開する予定です。

お客様から寄せられた多くの要望が反映されたこれらの機能により、DROMIは引き続き映像クリエイターのサポートを行っていく考えです。

アプリ詳細と公式情報



アプリ名:DROMI (ドローミ)
価格:無料
操作環境:iPadOS 17.5 以降
App Store で「DROMI」をダウンロードできます。

公式ウェブサイト: フェンリル株式会社
公式X(旧Twitter):@DromiApp
公式Instagram:@dromiapp

フェンリルは、2005年に設立されたソフトウェア開発会社で、ユーザーに優しいデザインにこだわりながら、多くのアプリケーションを展開しています。今後もDROMIを通じて、映像制作の現場がより活性化することを期待しています。


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