SNS利用に関する調査から見えた現代の実態
最近、SNSは老若男女を問わず広く利用されており、私たちの生活に欠かせない要素となっています。しかし、SNSが普及する中、利用者の意識や行動にはさまざまな変化が見られます。株式会社クロス・マーケティングが2026年に実施した「SNSに関する調査」によると、ここ数年でのSNSの利用状況やそれに伴う行動の変化は非常に興味深いものがあります。以下、その主な調査結果を詳しく見ていきましょう。
SNSの利用状況
調査によると、現在SNSの利用者は全体の83%に達し、その中で「LINE」や「YouTube」は約70%が活用していることが分かりました。また、「X(旧Twitter)」や「Instagram」の利用率は40%台に達しており、若い世代ほどこれらのプラットフォームを活用する傾向が強いとされています。一方で、「TikTok」や「Facebook」の利用者は20%前後と、他のSNSに比べると少なめです。
投稿と閲覧の状況
SNSを利用している人のうち、66%は主に「閲覧を行う」と答えています。「たまに投稿する」という層は25%、そして「定期的に投稿する」という層は9%と、ざっと3人に1人が何らかの形で投稿を行っていることが分かりました。特に20代では、投稿を行う割合が50%に達しており、年齢が上がるにつれ、その割合は下がるものの、なんと60代でも20%が何かしらの投稿を行っています。
SNSの利用方法
SNSを利用する方法としては、「投稿された内容を閲覧する」「動画やライブ配信を視聴する」「いいねなどのリアクションをする」が上位3位でした。特に20代ユーザーは「動画・ライブ配信を視聴する」と「いいねをする」ことがほぼ同じ割合を占めているのが特徴的です。また、「コメントや返信をする」よりも、「いいねなどのリアクション」「シェアする」方が手軽で時間もかからないため人気があります。
フォローを外す理由
興味深いことに、SNSのフォローをやめたことがあるユーザーはなんと50%に上り、特に20~30代ではその割合が近く60%に達しています。フォローをやめた主な理由としては、「興味がなくなった」が48%、「内容がつまらない/役に立たない」が40%、さらに「不快な投稿があった」と回答した人は28%に上りました。特に20~30代からは「不快な投稿」が理由として多く挙がっており、3割を超える結果となっています。
情報収集の際の重視点
SNSを通じて情報を得る際、最も重視されるのは「信頼できる発信者であること」で、これが26%を占めています。次いで「情報がわかりやすく整理されていること」が26%、そして「最新の情報であること」「短時間で要点が分かること」がそれぞれ19%となります。特に60代では「信頼できる発信者であること」が重要視されがちです。
結論
これらの調査結果からは、SNSは単なる情報発信の場ではなく、重要なコミュニケーションのツールとして今日の社会に定着していることが見て取れます。同時に、利用者は自分にとって意味のある、あるいは信頼できる情報を求めていることも明らかになりました。フォロー解除の傾向や、情報収集の重視点を理解することで、SNSを通じたより良いコミュニケーションやマーケティング戦略を考える手助けとなるでしょう。興味深い調査結果を通じて、今後のSNS利用においてもその変化を見守っていく必要があります。