電線支えを革新！ヘラマンタイトンが新製品「門型ケーブルサポート」を発売

ヘラマンタイトンが新たに発売する「門型ケーブルサポート」とは

ヘラマンタイトン株式会社が新商品「門型ケーブルサポート」を販売開始しました。2023年4月4日から、電気配線工事において軽量化が求められる中、同製品は作業の効率化を図るために開発されました。この新たな製品は、水平配線と垂直配線の両方に対応し、工程の用意を簡素化することができるため、多くのプロフェッショナルに注目されています。

軽量化のメリット

従来の電線支えの多くは金属製で、重さが作業に影響を及ぼすことがありました。しかし、「門型ケーブルサポート」はプラスチック製で、従来品よりも大幅に軽量化がなされているのです。軽量化されることで持ち運びが容易になり、さらに取り付け作業時の負担も軽減されます。

作業工数と部品点数の削減

「門型ケーブルサポート」は、その設計により電線束の径に応じた部品を用意する必要がありません。従来では、電線支えや電線束にゴム板やビニールテープを巻く作業が一般的でしたが、同商品を使うことでこのプロセスが省略化できるため、部品の点数をしっかりと削減できます。これにより、大幅な作業工数の削減も期待できるのです。

幅広い固定方法に対応

この新商品は、水平配線、垂直配線の両方に対応可能な設計となっており、接地面より離して電線を固定できるため、設置作業が非常にスムーズです。垂直配線では、等間隔で電線を固定できる機能も備えており、様々な工事現場において、柔軟かつ安全に配線を行うことができます。

製品の仕様

「門型ケーブルサポート」は、型番GCS100とGCS200の2種類が用意されています。GCS100は全長100mm、GCS200は200mmとなっており、いずれも適用ビスはM4、適用リベットはΦ4.8です。また、使用可能なインシュロックタイはT120タイプまで及びZ130Rタイプまで対応しています。材質は66ナイロンで、常時使用温度範囲は-40℃から+110℃まで保証されています。さらに、この製品は欧州統一規格および全米防火協会規格にも適合しています。

ヘラマンタイトンの歩み

ヘラマンタイトンは、1935年にドイツで創業以来、結束、固定、識別、絶縁、保護、管理、接続商品の製造・販売を行ってきた実績のある会社です。現在は、電気・電子機器や自動車、通信など様々な業界での使用が進んでおり、その信頼性で多くの支持を集めています。日本法人は1970年に設立され、品質保証部門や研究開発部門が揃い、国内製品において高品質を維持し続けています。