2025年11月7日(金)、大王製紙株式会社が運営する衛生用紙ブランド「エリエール」がショートムービープラットフォームの「TikTok」に公式店舗を開設します。この新しいオンラインショッピング機能「TikTok Shop」は、視聴者が動画を通じて商品の魅力を体験し、その場で簡単に購入できるという革新的な仕組みを提供します。
動画で魅せる商品、気になる瞬間を逃さない
今回のオープンにあたって、エリエールは秋に発売された新商品の「キレキラ!ワイパー ドライ×ウエットシート」と「エリエール ポケットウエットティシュー」をまずラインナップに加えます。これらの商品の特徴を動画を通じて分かりやすく紹介し、視聴者が「欲しい」と思った瞬間に購入できる流れを実現しています。「TikTok」の魅力を最大限に生かした買い物体験は、従来のショッピングサイトやSNSでは味わえなかった楽しさを提供することでしょう。
新たな接点作りに向けた戦略
エリエールは既に2023年11月より公式TikTokアカウントを運用し、ファンとの新たなコミュニケーションとして役立てています。商品の便利な使い方や暮らしに役立つ情報を発信し、エリエールのファンを広げてきました。これに加え、「TikTok Shop」の開設により、視聴者は動画を見ながら直接商品を手に入れることができます。今後は人気インフルエンサーとのコラボレーションや、さらなるライブコマースの展開も予定されています。
動画コマースの時代到来
「TikTok」は現在、10億人以上が利用する国際的なプラットフォームであり、日本国内でも特にZ世代を中心に多くの人に受け入れられています。こうした流れの中で、購買行動も「検索」から「発見」へと変化し、SNSを通じた商品情報の収集が当たり前となってきています。この中で「TikTok Shop」は、動画やライブ配信を通じた一連の流れを通じて顧客に直にコミュニケーションができる新しいプラットフォームとして注目されています。
また、エリエールの公式SNSや会員プログラム『クラブエリエール』も活用しながら、お客様とのつながりを深めることで、ブランドへのロイヤリティを高めていくことが期待されています。これまでの統計では、すでにエリエールファンは150万人を超えており、今後もオウンドメディアを通じてファンとの接点をさらに広げる計画です。
新商品の魅力
この商品は、ホコリや髪の毛を絡め取るドライ面と、飲みこぼしや皮脂などをスッキリと落とすウエット面の2つの機能を併せ持ち、裏返すだけでシートの交換が可能です。これにより、手間を削減し、効率的に掃除が行える便利さを提供します。
手のひらサイズで持ち運びに便利なコンパクトタイプのウエットティシューです。除菌アルコールタイプやノンアルコールタイプ、トイレに流せるタイプの3種から選べます。小さいながらもシートサイズは両手で扱える安心のサイズなので、日常生活で大いに役立つアイテムです。
まとめ
エリエールの「TikTok Shop 」のオープンは、単なる買い物の場だけでなく、商品との新たな出会いの場としての可能性を秘めています。これを契機に、さらなるブランドの魅力とファンとの絆が深まることが期待されます。エリエールの新たな挑戦に注目が集まる中、私たちもその動向を見逃せません。今後の展開が楽しみです。