三重県を支える新たな起業支援プラットフォームが始動
三重県では、これまでの取り組みを踏まえ、再び「みえの起業・事業相談窓口」を設置します。この窓口は、2025年7月7日から2026年3月6日までの期間において、幅広い起業相談に応じます。起業を考えている方々はもちろん、新規事業や社内起業を志す方も対象です。
起業支援の新たな形、みえスタートアップ支援プラットフォーム
2023年8月28日に設立された「みえスタートアップ支援プラットフォーム」は、86の支援機関が参加し、三重県内のスタートアップエコシステムを構築していくことを目的としています。このプラットフォームは、金融機関や高等教育機関、経済団体などが連携し、起業家を支える体制を整えています。
対象となるのは、起業を考えている方だけでなく、業務の新たな開発を進める企業や、第二創業を目指す方々です。特に、学生や若者にも参加の機会が用意されています。
起業相談窓口の利用方法
相談は無料で、対面またはオンラインで対応しています。場所は津市のACRO STUDY、津駅から徒歩2分の便利なロケーションです。相談内容は、ビジネスプランの作成方法や資金調達の方法、事業協業に関する相談にまで及びます。必要に応じて、専門家の紹介も行うため、安心してスタートを切ることができます。
相談を希望される方は、専用の問い合わせフォームから申し込むことができますので、気軽にご利用ください。
みえスタートアップカンファレンス開催のお知らせ
また、本年度も「Mie Startup Conference」が開催されます。2025年8月28日に予定されているこのカンファレンスでは、グローバルに活躍する若き起業家によるゲストスピーチや、参加者との活発なトークセッションが行われます。参加者が直接質問し、交流できる貴重な機会ですので、多くの方々の参加をお待ちしています。
参加方法とプログラム
カンファレンスはアストホール(津市)で開催され、オンライン配信も実施します。定員は100名で、事前の申し込みが必要です。プログラムは、オープニングセッションに続き、ゲストスピーチ、トークセッション、そして交流会が設けられています。
今回は、胡椒ソムリエとして知られる木下レイナさんや、Web3の投資に関わる坂井柊斗さんが登壇し、それぞれの経験や視点をもとに地域の未来に対するビジョンを語ります。
石田礼子さんによる地域への想い
この取り組みを主導する株式会社アルファドライブの地域共創事業部の石田礼子さんは、三重県の素晴らしさを体感しながら、地域の起業家や企業が新たなビジネスを生み出すサポートを行っています。
「三重の魅力を活かしつつ、若い世代が主体的に地域づくりに関わる機会を創出したい」と語っています。
まとめ
三重県は豊かな自然環境と産業基盤を持ち、今後の発展が期待されています。「みえの起業・事業相談窓口」と「みえスタートアップ支援プラットフォーム」を通じて、多くの新たなビジネスが誕生することを願ってやみません。興味をお持ちの方はぜひ、相談窓口やカンファレンスに参加し、三重の未来を共に創りましょう。