ローソンと美郷町が協力、海外送金サービスを拡充する取り組み

ローソンと美郷町の新たな取り組み

2024年10月12日と13日、島根県美郷町で開催された「美郷バリフェスティバル」では、地域の活性化とともに新しい金融サービスが導入されました。このイベントでは、ローソン銀行が提供する「KYODAI Remittance」という海外送金専用カードの登録・発行カウンターが設置され、在留外国人やその家族など、多くの人々の注目を集めました。

海外送金サービスの利便性

KYODAI Remittanceは、200以上の国々への送金を可能にし、特にインドネシア向けのサービスが充実しています。このカードを使えば、すぐにローソン銀行ATMから海外送金ができるため、留学中の家族への支援や生活費の送金が簡単になります。また、送金明細はアプリを通じて容易に取得でき、年末調整時の扶養控除申請でも役立ちます。

地域貢献を目指す

KYODAI Remittanceを展開する株式会社ウニードスは、美郷町との連携を通じて地域に密着したサービスを提供し、地域社会との共生を目指しています。美郷町では1993年にバリ島のマス村と友好姉妹都市協定を結び、以来、文化交流や経済交流が活発に行われています。バリ文化の取り入れが進む中、今回のサービスはその一環と言えるでしょう。

美郷バリフェスティバルの魅力

「美郷バリフェスティバル」は、バリ文化を楽しむ絶好の機会で、今後も多様なイベントを通じて地域活性化に貢献していきます。特に、バリ島の舞踊やガムラン音楽が披露されるこのフェスティバルは、多くの人々が訪れ、異文化交流が生まれる場となっています。美郷町では、バリとの交流を深めながら、地域の伝統文化を守りつつ新しい価値を創造していく姿勢が示されています。

生活の安心を提供するローソン銀行

ローソン銀行は、バリアフリーなサービスを通じて「みんなと暮らすマチ」を幸せにすることを目指しています。ATMを通じた利便性の高い金融サービスの提供により、誰もが安心して利用できる環境を整えています。今後も地域貢献に向けた取り組みを継続し、利用者のニーズに応えたサービス展開を行っていくでしょう。

美郷町の未来と文化発信

美郷町は、バリ文化を取り入れるための「バリの町条例」を制定し、地域の魅力を引き出す取り組みを強化しています。これにより、バリ文化を楽しむ事業や交流が進むことが期待されます。国際的な絆を深めることで、地域はさらに活性化し、多様な文化が共存する豊かな町づくりに向けて持続可能な発展を遂げていくことでしょう。