生演奏舞台『父と暮せば』
2025-07-29 13:35:41

井上ひさしの名作『父と暮せば』、生演奏舞台で感動体験を

井上ひさしの名作が生演奏とともに蘇る



2025年9月26日から28日まで、東京都千代田区の演奏舞台アトリエ/九段下GEKIBAにて、井上ひさしの不朽の名作『父と暮せば』が上演されます。戦後80年を迎える今年、平和の願いを込めたこの作品を、新たな表現方法でお披露目する本公演。他では味わえない演奏舞台の魅力に触れてみませんか?

ストーリーとキャスト



舞台は1948年の広島。原爆投下から3年の時を経て、一人生き残った美津江が、彼女の亡き父・竹造と再会するところから物語が始まります。恋を応援する陽気な父に導かれ、少しずつ心を開いていく美津江。しかし、父と娘の関係を通じ、「ヒロシマ」がもたらす様々な思いが垣間見えます。

キャストには、劇団代表の浅井星太郎、そして池田純美が名を連ねています。二人芝居で描かれる感動のストーリーに、彼らの息遣いが混ざり合うことで、観客に強いメッセージを届けることでしょう。

生演奏による独自の表現



本公演の特徴は、生音楽を使って物語を深める演奏舞台のスタイルです。劇中の音楽は、音楽の師である佐々木多幸詩が手掛け、観客には単なる芝居にとどまらない深い体験を提供します。音楽と芝居が融合することで、観客はより臨場感を味わえることでしょう。まるで自分がその場にいるかのような感覚を大切にしています。

劇団演奏舞台とは



1973年に結成された劇団演奏舞台は、生の楽器を用いた演劇スタイルを確立した先駆者です。演技者と観客の距離が限りなく近いため、一つ一つのセリフや音の響きに緊張感が生まれ、舞台全体が一つの生命として動き出します。古典劇の現代劇化など、独自の試みによって多くの観客を惹きつけてきました。

今後の展望



今回の『父と暮せば』上演を機に、演奏舞台としての新しいアプローチを模索し続ける劇団演奏舞台。長い歴史を持ち、常に革新を目指す姿勢は、多くの人々に感動を与え続けています。観客と演者が一体になり、物語の深みを感じられる機会をお見逃しなく。

公演情報



公演日程は、2025年9月26日(金)から28日(日)まで。毎日異なる時間で上演されますので、ぜひ手にしたい日時のチケットをお早めにご購入ください。

日付 開演時間
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9月26日 19:00
9月27日 14:00 / 18:00
9月28日 14:00

チケットは前売りが3,000円で、全席自由に設定されています。また、カンフェティにてチケット購入が可能です。詳細な情報は公式ウェブサイトでも確認できます。もちろん、舞台が描く「ヒロシマ」とその記憶を直接感じることができる貴重な機会です。

公式ホームページ: https://www.g-ensoubutai.com/performance

劇団演奏舞台の作品を通じて、私たちの心に静かに響くメッセージを再発見してみましょう。皆様のお越しをお待ちしています。


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