シェルパが資金調達
2025-08-28 11:12:44

シェルパが10億円の資金調達を実施しサステナビリティを加速へ

シェルパが10億円の資金調達を成功させ、サステナビリティ事業の拡大を図る



東京都品川区に本社を構えるシェルパ・アンド・カンパニー株式会社は、今回のシリーズBラウンドのファーストクローズで10億円の資金を調達しました。この資金調達により、同社は累計で約15億円の資金調達を実現し、次の成長段階へ進む準備が整いました。具体的には、顧客企業とのさらなる事業連携を意識した資金の使途として、サステナビリティデータプラットフォーム「SmartESG」の機能強化を行う予定です。

資金調達のバックグラウンド



最近、企業のサステナビリティへの取り組みは不可欠な要素となり、その必要性が高まっています。企業は、排出量の可視化や取引先選定、透明性といった課題に直面しており、長期的な視点が求められています。そこでシェルパは、顧客企業に価値を提供し、サステナビリティ経営を実現するための「SmartESG」に焦点を当てています。

この度の資金調達には、WiLやグローバル・ブレイン株式会社といった既存の投資家に加え、ANAホールディングスやキヤノンマーケティングジャパンといった企業のCVCファンドが参加しました。ANAホールディングスは、同社の提供するサービスを実際に使用しているため、その効果を実感した上で出資を決定したとのこと。また、キヤノンマーケティングジャパンは、サステナビリティ情報の管理からレポーティングに至る新しい価値創出を期待し出資を行いました。

SmartESGの進化



シェルパは「SmartESG」を通じて、企業がサステナビリティに関する情報を一元化・分析し、経営判断や取引先選定に役立てられるようにしています。2022年11月に提供を開始して以来、このプラットフォームの導入企業は70社以上に上り、時価総額5,000億円超の企業も約15%が採用しています。2024年以降には、法定開示に対応する新機能やAIサービスを提供予定で、顧客の業務負担を軽減する仕組みをさらに強化します。

新たな協業の可能性



今回の資金調達によって、シェルパは顧客企業との協働を強化し、共創型の事業推進体制を築く方針です。顧客企業や事業会社が投資家として参加することで、より具体的なニーズに応じた機能開発が進む見込みです。また、サステナビリティ・ESG情報に関連する新たなサービスの開発も期待されています。

企業の持続可能性と競争力の向上



シェルパ・アンド・カンパニーは、企業のサステナビリティ情報の効率的な開示をサポートし、経営の改善に寄与する役割を担っています。そのため、企業の成長と社会的責任の両立をテーマに、今後も様々な機会に挑戦していく意向を示しました。代表取締役CEOの杉本淳氏は、顧客のニーズに応じたサービスの提供に全力を注いでいくと語っています。詳細については、同社のコーポレートサイトや採用ページをチェックしてください。

シェルパは、これからの企業に求められるサステナビリティの変革を実現し、新たな未来を築くパートナーとして、持続可能な社会の実現に寄与していくことでしょう。


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