サーモス、地域の子どもたちを支援する活動を開始
サーモス株式会社は、岩手県の子どもたちの健康的な成長を支えるため、子ども食堂へのフライパン160枚の寄贈を行いました。この活動は、地域の子どもたちにより良い「食」の環境を提供したいという思いから始まりました。寄贈にあたっては、「認定特定非営利活動法人インクルいわて」の協力を得て、岩手県内の115の子ども食堂や地域食堂に向けて贈呈式が行なわれました。
贈呈式は2025年10月11日(土)にキオクシアアイーナで開催され、サーモスの西郡光隆マネジャーや、子どもの居場所ネットワークいわての共同代表である山屋理恵氏と高野美恵氏が参加しました。
子ども食堂におけるフライパンの重要性
子ども食堂は、食事を提供したり、居場所を提供する重要な機関です。しかし、多くの子ども食堂は、調理方法や人数の増加に伴う効率化の課題を抱えています。そうした中、サーモスはフライパンを通じて、子ども食堂が抱える課題の解決に寄与します。特に、深型設計のフライパンは一度に多くの食材を調理できるため、大人数の子どもたちのための食事作りに理想的です。
子ども居場所ネットワークいわての声
贈呈式では山屋氏が、「サーモスからの温かい支援への感謝」を述べ、「子どもたちとの共有する時間を増やす機会が増える」と喜びを語りました。この支援は、食の提供を行う場に対する大きな助けとなります。
西郡マネジャーも、「私たちはサステナビリティを重視し、地域社会に貢献することが企業の使命だと考えています」と述べ、寄贈したフライパンを通じて子どもたちの笑顔を増やしたいという願いを語りました。
今後の展望
この取り組みは、未来に向けて広がりを見せることが期待されています。サーモスは、川崎フロンターレとの連携によって神奈川県の子ども食堂にサポートを提供しており、その成功を岩手県にも展開する形で実施されました。今後も、全国の子ども食堂や地域の居場所づくりに参加し続ける意向を示しています。
子どもの居場所ネットワークとは?
「子どもの居場所ネットワークいわて」は、子ども食堂や学習支援を行う団体が連携して活動する組織です。官民一体となった支援により、地域全体で子どもたちの居場所づくりを進めていくことを目指しています。この取り組みを通じて、地域の子どもたちが安全に過ごせる環境を確保していけることを願っています。
サーモスについて
設立は1904年。ドイツで誕生したサーモスは、魔法びんのパイオニアとして世界120カ国以上で愛されています。冷たい飲み物を冷たく、温かい飲み物を温かく保つ技術で、人々の生活をより快適にする製品を提供しています。
現在は魔法びんだけでなく、キッチン用の調理器具としてフライパンなども展開しており、その技術力は高く評価されています。今回の寄贈を通じ、サーモスは今後も地域社会や子どもたちに対して支援を続けることが明らかになりました。
このようにサーモスが子ども食堂を支援することで、地域の子どもたちが安心して食事を楽しむことができる未来を築いていけることを心から願います。