ツインカプセラ優秀賞
2025-05-08 09:43:40

JAXAベンチャー・ツインカプセラが新技術賞で優秀賞を受賞!

JAXAベンチャー・ツインカプセラが優秀賞を受賞



株式会社ツインカプセラは、JAXAの再突入カプセル技術を駆使した「BAMBOO SHELLter(バンブーシェルター)」を開発し、最近行われた「第37回中小企業優秀新技術・新製品賞」にて優秀賞を受賞しました。{

この贈賞式は4月25日に東京都千代田区の経団連会館で行われ、同社代表取締役の宮崎和宏氏が出席しました。ツインカプセラは、その尖った技術力と製品は多くの評価を受け、名誉ある賞を掴むことができたことを大いに喜んでいます。また、この受賞は、技術の社会貢献に向けたさらなる意欲をかき立てるものでもあります。

BAMBOO SHELLterについて



「BAMBOO SHELLter」は、医療や創薬分野での使用を想定した小型で高性能な超断熱保冷容器です。この製品は最大11日間の温度維持が可能で、医療や検体輸送における温度管理リスクを低減し、輸送コストの削減にも寄与しています。特に、少量の保冷対象を確実に運びたい需要に応えることができる点が特長です。

この容器は、JAXAのHTV搭載小型回収カプセル(HSRC)の技術をもとに開発され、国際的な保冷輸送に必要な性能を1週間以上まで引き上げたことからも、その技術力が窺えます。ツインカプセラは、幅広い分野での活用を図り、社会に貢献していく所存です。

技術の背景



ツインカプセラの技術開発は、茨城県の「次世代技術活用ビジネスイノベーション創出事業」や「いばらきチャレンジ基金」、さらにはNEDOの支援を受けて進められました。特に、HTV搭載小型回収カプセルでの断熱技術が、この製品の根底にあるのです。この技術は、2018年11月にJAXAが宇宙実験で生成したタンパク質結晶を最適な温度で回収することに成功した実績も示す通り、高い信頼性を誇ります。

受賞に寄せて



受賞式に出席した宮崎氏は、これまで支援していただいた関係者の皆様に感謝の意を表し、今後も社会のニーズに応えるべく開発を続ける決意を語りました。また、「BAMBOO SHELLter」については、ぜひ多くの方に体験していただきたいと考えており、無償トライアルを提供することにも力を入れています。

ツインカプセラは、医療分野を中心に特に重要な保冷輸送問題に取り組む企業として、様々な技術革新を進めていく予定です。

三つの特長



1. 小型さと高性能:BAMBOO SHELLterは、コンパクトなサイズながら、従来の保冷輸送において難しい「確実」と「低コスト」を実現。
2. 幅広い応用:医療、創薬、臨床研究など、多様な分野での利用が期待される。
3. 支援プログラムの活用:多くの公的機関から支援を受けており、産業界への技術移転に力を入れている。

結論



株式会社ツインカプセラの「BAMBOO SHELLter」は、単なる製品に留まらず、社会課題の解決に寄与する力を秘めています。今後の展開に目が離せません。


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