日立のAIアンバサダー
2025-07-16 13:36:48

日立が新たに任命したAIアンバサダーが先駆的な活動を開始

日立が新たに任命したAIアンバサダーが先駆的な活動を開始



株式会社日立製作所は、これまでの「GenAIアンバサダー」を改め、2025年1月から新たに「AIアンバサダー」とする制度を発表しました。この新しい取り組みでは、国内外から集まった実力派のエンジニアやコンサルタントの仲間が、AI技術の進化について積極的に発信し、業界のイノベーションを推進していきます。

AIアンバサダー制度の目的と展望



日立のAIアンバサダーは、AI技術の進化とそのユースケースの深化を受けて設立されたもので、多様なバックグラウンドを持つ21名のメンバーが任命されています。これにより、AIの可能性と価値をタイムリーに伝えるメッセンジャーとしての役割を担うことが期待されています。もちろん、すでに活動している初期メンバー16名と併せて、総勢37名に達する充実した体制を整えることができました。

具体的には、AIエージェントの開発を進めるエンジニアや、最新技術を支援するコンサルタント、営業マンなどが含まれており、さまざまな業界でのニーズに応じたソリューション開発を行います。これにより、AIの活用に関するムーブメントを引き起こすことが目標とされています。

これまでの活動と反響



「GenAIアンバサダー」として活動してきたこれまでの成果も紹介されており、例えば、AIに関するウェビナーと呼ばれるオンラインイベントが行われ、多くの参加がありました。このウェビナーでは、企業におけるAI導入の課題や成功へのアプローチが解説され、1045名が参加したとのことです。

さらに、東京ビッグサイトで開催されたマイクロソフトの「AI Tour」にも参加し、そこでの講演や展示ブースでのソリューションの説明が行われました。また、公式YouTubeチャンネルではAI導入の課題についての動画が公開され、価格や知識の共有を図っています。この動画は、それぞれ24万回以上再生されるなど、多くの反響を呼びました。

特に、生成AIの業務活用に向けた取り組みが評価されており、日立の北海道支社では、生成AIの活用率が100%に達成したプロジェクトが成功を収めています。このような実績を通じて、AIの具体的な価値と可能性を広めることを目指しています。

今後の活動予定



今後の活動として、8月5日から東京ビッグサイトで開催されるGoogle Cloud Next Tokyoにも参加し、最新技術のデモンストレーションやソリューションの紹介を行う予定です。このように、AIアンバサダーは社内外とのコミュニケーションを通じて、AIの活用価値を伝えるプラットフォームとして活躍する見込みです。

日立製作所のAIの取り組みは、フィジカル領域でのAI活用を進めており、具体的なユースケースとして「HMAX」による展開が挙げられます。今後も新たな課題に対して、日立の技術を駆使して解決するために、AIアンバサダーが果たす役割はますます重要になっていくでしょう。

今後のさらなる成果に期待が寄せられています。日立にとって、AIの発展は社会の課題解決に向けて不可欠な要素であり、AIアンバサダーの活動はその一環として大きな役割を果たすことでしょう。


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