越境ECと日本ファッションの未来
2026-09-07 11:33:19

越境ECで日本ファッションが世界へ広がる!意識調査の結果とその可能性を探る

越境ECと日本のファッション:意識調査の結果



BEENOS株式会社が発表した「越境EC×ファッションの意識調査」は、日本のファッションブランドが海外市場での展開を考える際に、有効なデータを提供しています。本調査は、同社の越境ECサービス「Buyee」を利用する海外の消費者420名を対象に実施されました。

購入アイテムの人気

調査の結果、越境ECで最も多く購入されているアイテムは「日常着・トップス」で、なんと64.1%が選択。次いで「アウター・羽織り」が51.6%、さらに「アクセサリー・小物(51.0%)」や「バッグ・鞄(45.6%)」が続きました。これらの結果から、日本のファッションに対する需要が高まっていることが示されています。

特に注目なのは、最も人気のスタイルを示す「ヴィンテージ・デザイナーズアーカイブ」が26.1%を占めている点です。日本の高品質な二次流通品や名作アーカイブに対する海外ニーズの強さが顕著に現れています。さらに、日本のファッションブランドに費やした累計金額についても、「300,000円以上」と回答した割合が23.7%に達しており、10万円以上消費する層が4割を超えていることから、海外展開の潜在力が伺えます。

ブランドの魅力と消費者の不安

日本ブランドの強みとは何か。調査では、「素材の品質や縫製の丁寧さ」が63.0%、「デザイン性の高さ」が59.5%と、品質とデザインに対する評価が高いことがわかります。しかし、越境ECでの購入に不安を感じる消費者も多く、52.2%が「不安を感じる」と答えました。その不安の中で「サイズ」に関する懸念が最も高く、78.5%がサイズ問題を挙げています。

実際に商品を試着できないオンライン購入では、サイズ感の不安が消費者にとって大きな悩みの種となっています。このため、多くの消費者が「手持ちの服との寸法比較」を行うなど、自衛手段を講じています。また、詳細なサイズチャートの提供を72.6%が希望しており、サイズ選びが重要な要素であることが明らかになりました。

不安を解消するために

越境ECのショップ側に求められるのは、詳細なサイズチャートや商品説明です。73.0%の人が「詳細なサイズチャート」を必要としており、これは消費者が安心して購入できるための重要な要素です。さらに「素材の取扱や洗濯方法などの詳細な商品説明(46.0%)」や「商品画像の充実(42.7%)」も求められており、信頼性を高めるためには具体的な情報の提供が不可欠です。

消費者が注目するブランド

調査の自由回答では、「現在注目している日本のファッションブランド」として、275件の回答から146のブランド名が挙がりました。中でも「Uniqlo(ユニクロ)」が断トツで人気を集めており、続いて「Comme des Garcons(コムデギャルソン)」や「Mizuno(ミズノ)」などがランクインしています。これらからも、日本のファッションの多様性とその注目度が読み取れます。

まとめ

越境ECは、日本のファッションブランドが世界市場にアピールする大きなチャンスです。消費者のニーズを理解し、品質や情報提供を充実させることで、更なる購買意欲を引き出すことが求められます。日本のファッションが持つ魅力を最大限に発揮し、海外市場での展開が今後どう進むのか、ますます目が離せません。


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