障がい者アートの力強さが感じられるガラス絵展
東京・南青山で、「アート村作品展 -ガラス絵展-」が2025年9月13日から17日まで開催されます。この展覧会は、障がいのあるアーティストたちが制作したガラス絵作品を展示するもので、同社が掲げる「才能に障害はない」という理念が具現化された空間になります。
株式会社パソナハートフルが主催するこの作品展には、多様なバックグラウンドを持つアーティストたちが参加しており、それぞれが自身の個性を活かした作品を出展します。展示作品はおよそ20点に及びますが、その全てが独特な色彩と深みを持ち、見る人に強い印象を与えることでしょう。
アート村とその背景
「アート村」は1992年に設立され、就労が難しい障害者のために、アートを通じた新しい働き方の場を提供しています。2004年から採用された「アーティスト社員」は、現在22名に上り、多様な表現を追求しながら創作活動に没頭しています。
特に注目されるのが、「ガラス絵」の技法です。これは板ガラスの裏から絵を描くことで、生まれる独特の奥行きと鮮やかな色彩が特徴です。この技法により、絵の具がガラス面にしっかりと密着し、その輝きが引き立てられます。この展覧会では、作品一つ一つの違いを楽しみながら、アーティストたちの表現力を感じることができるでしょう。
特別な体験も
開催中の特別企画として、9月16日(火)には、アーティストの仲村春花による『絵画解説ツアー』が実施されます。このツアーでは、展示されている作品の背後にあるストーリーや、アートに対する思いなどを直接聞くことができ、より深い理解を得ることができる貴重な機会です。
開催情報
展覧会の開催場所は、PASONA SQUARE前の「Annex Aoyama」で、東京都港区南青山に位置しています。会場の営業時間は、11:30から18:30ですが、13日から15日は12:00から17:00までとなっています。入場料は無料で、誰でも気軽にアートに触れるチャンスが提供されています。また、展示作品は販売も行っていますので、お気に入りの作品を手に入れることも可能です。
まとめ
「アート村作品展 -ガラス絵展-」は、アートを通じて障がい者の才能を引き出す場としてだけでなく、多くの人たちにその魅力を伝える貴重な機会です。どうぞこの機会に、南青山に足を運び、アーティストたちの熱い想いが詰まった作品たちに触れてみてください。