札幌市が築く新しいブランド価値の創造
2026年に向けて札幌市では、官民一体となった新しいプロジェクトが発足します。このプロジェクトは、札幌市、株式会社モリサワ、NoMaps実行委員会、社会構想大学院大学がタッグを組み、地域経済の活性化や企業ブランド価値の向上を目指すものです。ここでは、プロジェクトの概要や参加方法、各関係者の思いを詳しく紹介します。
プロジェクトの背景
札幌市の市長である秋元克広氏は、地域経済の構造転換が求められる中、民間の独創的なビジネス構想が新たな産業を生み出す必要性があると語ります。顧客の価値観が多様化する今、企業が選ばれ続けるためには、ブランドの存在意義を明確にし、それを一貫して発信することが何よりも重要です。これを踏まえた上で、札幌密着型の企業向けに、ブランド戦略を考える実践型の研究を行っていくことが決定されています。
プロジェクト概要
「さっぽろを起点とした自社価値構想プロジェクト」は、参加企業が自社のブランド価値を再認識し、理念やビジョンを資源にブランド戦略を策定することを目的としています。
- - 実施期間:2026年8月から2027年1月(全10回、各回約3時間)
- - 会場:札幌市内及びオンライン
- - 参加人数:最大10名
このプログラムを通じて、参加者は自組織の環境分析やブランドコンセプトの構築、インナーブランディング及びアウターブランディング計画の策定を行います。参加者には「学校法人先端教育機構の研究所研究員」の資格も付与されるため、より実践的な学びが得られる仕組みとなっています。
参加対象者と参加費用
参加することができるのは、札幌を拠点とする企業や団体で、自社のブランド価値向上に取り組みたい方々です。個人事業主やNPO法人も参加対象としており、各回に出席できることが条件です。さらに、参加費用は無料ですが、交通費や宿泊費は自己負担となります。自分自身のPCを利用して参加する必要があるため、事前の準備が必要です。
各関係者からのコメント
参加者の声として、モリサワの代表取締役社長、森澤彰彦氏は、文字文化の重要性を強調し、ブランドの印象や信頼感を形作るためにブランディングの重要性が増していると述べています。また、NoMaps実行委員会の事務局長、森村俊夫氏は、地域の知恵を活用し、対話を通じて新しい価値を構想することの大切さを語っています。さらに、社会構想大学院大学の中川哲氏も、ブランディングに対する深い知見をもとに、参加者にとって価値ある学習機会を提供することへの期待を寄せています。
説明会の情報
関心を持たれている方々のために、説明会が開催される予定です。こちらは札幌市内での現地開催及びオンラインでの参加が可能です。具体的な開催日は、2026年6月15日と18日、さらには23日となっていますので、ぜひ参加して詳細を聞いてみてください。
最後に
札幌市が主導するこのプロジェクトは、地域の企業にとって新たなビジネスチャンスを生み出す重要な機会となることでしょう。ブランド戦略がどのように企業を成長させるか、本プロジェクトを通じて多くの成果が期待されています。この機会を通じて、多くの企業が自社の価値を再認識し、より強固なブランド確立に向けての一歩を踏み出せることを心より願っています。