岡山大学と意見交換
2025-12-05 06:37:55

岡山大学と電気通信大学がヘリウムリサイクルに関する意見交換会を開催

岡山大学と電気通信大学の連携を深めるヘリウムリサイクル事業



2025年11月11日、国立大学法人岡山大学の研究機器共用体制強化タスクフォースが、電気通信大学の研究設備センターを訪れ、ヘリウムリサイクル事業に関する意見交換会を実施しました。この会議では、中四国・播磨ヘリウムリサイクルネットワーク(通称:中四国・播磨HeReNet)の推進を目的ことが重要なテーマとなり、多くの技術職員や学術専門家が参加しました。

会議には、岡山大学から畑中耕治副タスクフォース長が参加し、電気通信大学からもそれぞれの研究設備に詳しい技術者が出席。さらに、大阪大学大学院からも核磁気共鳴装置(NMR)の専門職員が協力し、意見交換を支援しました。会議では、ヘリウムガスの回収から液体ヘリウムの供給方法について詳しい説明が行われました。

意見交換の中で、電気通信大学が東京農工大学に液体ヘリウムを供給する際の輸送方法や料金設定についても触れられ、参加者はその流れに関心を示しました。岡山大学側からはヘリウムリサイクルネットワークの進捗状況や研究拠点形成に関する取り組みについての説明がされ、今後の連携が期待されています。また、回収から輸送までの作業についても、電気通信大学の設備を見学し、実際の運用を経験しました。

この意見交換会では、さらに別の事業「HeliGet」についても情報を交換。使用済み装置からの液体ヘリウム回収方法についての検討が行われ、今後の事業展開に向けた協力体制について議論されました。

今回の訪問は、ヘリウムリサイクル事業の成功事例を学び、当該事業における課題を共有する貴重な機会でした。岡山大学は地域の中核的な研究大学として、これらの取り組みを通じて地域の大学や研究機関、企業との連携を強化し、液体ヘリウムを使用した研究・開発を促進させることを目指しています。

この「中四国・播磨HeReNet」や「HeliGet」事業を通じて、岡山大学は研究力の向上とイノベーション創出を図ることを誓い、地域とともにさらなる挑戦を続けていく所存です。訪問の結果をうけ、地域の研究者たちの支援を受けながら、その成功に向けて取り組む姿勢が見えました。今後も地域の特色ある大学としての岡山大学の活動に注目が集まるでしょう。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

関連リンク

サードペディア百科事典: 岡山大学 ヘリウムリサイクル 電気通信大学

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。