熊本と福岡の不動産取引が進化！アズマシティ開発とイタンジの提携

近年、テクノロジーの進化はさまざまな分野で業務の効率化を促進しており、特に不動産業界においてもその影響が顕著です。この度、熊本と福岡を拠点にするアズマシティ開発が、イタンジが提供する電子化プラットフォーム「内見予約くん」と「申込受付くん」を導入しました。

賃貸業務のデジタル化とは？

2022年5月に施行された改正宅地建物取引業法により、賃貸借や売買契約における重要事項の非対面化が進み、さらには書類の電子交付が可能になったことで、賃貸業務の完全オンライン化が現実のものとなりました。アズマシティ開発は約8,000戸の賃貸物件を管理しており、同社がイタンジのシステムを導入することで、内見予約や入居申込のプロセスが大幅に効率化される期待が寄せられています。

「内見予約くん」の導入のメリット

「内見予約くん」は、不動産仲介会社において高い利用率を誇ります。このシステムでは、内見の予約作業や鍵情報の照会が自動化されるため、年中無休での内見予約が可能になります。この結果、賃貸業者は業務の一本化を図れ、予約の重複といったトラブルも減少します。また、不正業者のチェック機能が盛り込まれており、入居希望者にとっても安心な環境が整います。

「申込受付くん」がもたらす効率化

そして、入居希望者がWeb上で情報を入力する「申込受付くん」を用いることで、必要な情報や申込手続きの進捗がさまざまな関連機関にスムーズに連携されるようになります。これにより、申込書の提出から審査までの手間が軽減され、入居者にとってはスムーズな手続きが期待されます。毎年107万件以上の電子入居申し込みが行われているこのシステムは、国内約3000社で導入されている実績があります。

今後の展望

イタンジは、不動産業界のデジタルシフトを先導することに注力しており、各種サービスの導入によって業務の効率化やペーパーレス化を進めています。アズマシティ開発との提携により、熊本・福岡エリアの不動産業務の進展が期待される中、入居者にとっても便利で安全なサービスの提供が実現するでしょう。これからの不動産取引は、テクノロジーによって一層進化していくことは間違いありません。