PendoがChisel Labsを買収し新たな成長を追求
ソフトウェア体験を向上させることを使命に掲げているPendoが、米サンフランシスコ及びインド・プネーに本社を置くChisel Labsを買収したとの発表がありました。この買収は、Pendoが過去18か月で行った4件目の取得であり、AIを駆使したスタートアップの中では3社目の買収となります。これにより、Pendoはプロダクトチームに革新的な価値をもたらします。
Chisel Labsは、経験豊富なエグゼクティブによって設立され、AIを活用したプロダクトマネジメントの分野で卓越した専門性を持つ企業です。同社の提供するPMエージェントは、プロダクト要求仕様書(PRD)やリリースノートの作成、ユーザーリサーチ、ユーザーフィードバックのトリアージなどの作業を従来の10倍の速度で進める能力を備えています。
この買収により、PendoはChiselの高度なAI技術とエンジニアリング力を活用し、プロダクト組織の昔からの問題点である手動作業に依存した複雑なワークフローを自律化するAIエージェントの開発をさらに迅速化させる方針です。これにより、プロダクト開発においての効率性と革新が期待されます。
PendoのCEO兼共同創業者であるトッド・オルソン(Todd Olson)は、「AIはソフトウェア開発のライフサイクルを劇的に短縮しました。製品が今まで以上のスピードで訴求から本番環境に移行している一方で、リリースされた製品が本当に価値を提供しているかを理解することがチームにとっての課題です。今回の買収によって、その能力が強化される」と語っています。
インド・プネーに拠点を持つChiselのエンジニアチームは、Pendoにとって世界で10番目の拠点となり、その成長を支える中心的な役割を担う予定です。また、Pendoは今後、グローバル顧客への支援とプラットフォームの開発加速のために、年内にエンジニアチームを50名規模にまで拡大する計画を立てています。
ChiselのCEOプラフル・チャヴダ(Praful Chavda)は、「私たちは、真にプロダクトマネージャーの役に立つAIの創造を目指してChiselを設立しました。Pendoとの提携によって、私たちの取り組みがより高度なプロダクト分析やエージェント分析と統合され、プロダクトチームが自信を持って迅速かつ賢明な意思決定を行えると確信しています。」と述べています。
Pendoについて
Pendoは「世界中のソフトウェア体験をより良くすること」を使命としており、35兆件に及ぶ行動データポイントを基に、アプリケーションやエージェントがどう使用されているかを可視化します。この情報は、ソフトウェアが真のバリューをユーザーに提供するための支援となります。ノースカロライナ州ローリーに本社を構えるPendoは、各地にオフィスを持ち、2020年に日本法人を設立し国内におけるビジネス展開を進めています。
企業の成長やプロダクトの強化に向けたこのような動きは、テクノロジー業界における競争の激化の中での重要な戦略と言えるでしょう。今後のPendoのさらなる成長と展開に目が離せません。