Brilliaの新たな防災商品 "sonae 備絵" について
東京建物株式会社と株式会社ドリームホールディングスがコラボレーションし、災害時用トイレキットを収納したアート作品「sonae 備絵」を販売することが決定しました。この商品は、異彩作家との協業によって生まれた美術作品でありながら、非常時における実用性も兼ね備えたものとなっています。
近年、災害後の在宅避難が注目を集めている中、自宅における防災対策の重要性が増してきています。特にマンションに住む方々にとっては、排水管が損傷している場合に水洗トイレを使用することで、汚水の逆流のリスクが大きくなります。行政機関からも、状況に応じた携帯トイレや簡易トイレの利用が推奨されています。この背景を受け、Brilliaブランドは防災備蓄倉庫の整備や防災リュックの提供など、日常の安心と安全を確保する取り組みを行ってきました。
防災アート商品「sonae」 の特徴
今回の「sonae 備絵」には、国際アートアワード「HERALBONY Art Prize 2024」で「東京建物|Brillia賞」を受賞した内山.K氏による「赤と青の世界の地図」がデザインとして採用されています。この作品は、非常時に役立つだけでなく、普段はインテリアとしても使えるアート性を大切にしています。具体的には、10回分の災害時トイレキットを収めており、内容物には凝固剤、蓄便袋、備蓄用ウェットティッシュが含まれています。
取り組みの背景
ドリームホールディングスは、過去の震災での教訓を元に、見落とされがちな衛生面での問題にアプローチしています。特に、熊本地震や九州北部豪雨での被災経験から、衛生的なトイレの確保の重要性が強調されており、2016年の震災では食事や水分摂取を控えることで脱水症状に苦しむケースが多発しました。このような経験を踏まえ、77.1%の人が簡易トイレを備蓄していない現実も調査されています。
商品情報
- - 商品名: Brilliaオリジナル「sonae 備絵」slim(災害時トイレキット)
- - サイズ: 横338mm×縦338mm×奥行33mm
- - 重量: 約1.1kg
- - 内容物: 凝固剤10個、蓄便袋(黒)10枚、備蓄用ウェットティッシュ10枚
- - 使用期限: 凝固剤、蓄便袋は製造から15年、ウェットティッシュは5年
- - 販売サイト: 東京建物Brilliaくらしサイト
インテリアとしてのデザイン性
「sonae 備絵」は、日常生活に溶け込むデザインが施されており、普段はインテリアとして楽しむことができます。機能性と美しさを両立させたこの商品は、非常時にも即座に利用できる安心感を提供しています。Brilliaは今後も、安心・安全な住まいづくりを進め、防災セミナーなどの機会を通じて防災意識をさらに高めていく予定です。
アートと防災の新たな形
Brilliaが展開するアート活動は、潤いのある生活の一部として、まさにこの時代にふさわしい「洗練」と「安心」を求めています。アートとの関わりを通じ、多様な取り組みを行ってきたことで、住まうことの喜びを実感できる空間作りを意識しています。
公式サイトやSNS에서の情報提供も行っており、アートを通して新しい文化を創出するヘラルボニーとの取り組みは、今後も私たちの心を豊かにするでしょう。
Brilliaはこれからも、住まいと暮らしに新たな価値を提供し続けます。