学生の未来を切り開く、Another worksの企業訪問を実施

未来を切り拓く企業訪問

2025年12月4日、株式会社Another worksが茨城県鹿嶋市にある清真学園高等学校の企業訪問を受け入れました。これは、働き方が多様化する現代において、学生たちに選択肢の重要性を伝えるための取り組みです。特に、複業が注目されています。

企業訪問の背景

昨今、少子高齢化や終身雇用制度の変革が進んでいます。これに伴い、キャリア教育はますます重要になっています。国立青少年教育振興機構の調査によると、日本の高校生が「働くこと」に対する捉え方は、他国と比べて「生活のため」という義務意識が強いことが示されています。これでは、彼らのキャリア選択肢が狭まる一因となります。

Another worksは、2019年に創業以来、複数の居場所を持つ「複業」が社会に必要不可欠であると認識し、全国で注力しています。主力となる「複業クラウド」は、個人と企業や自治体を結びつけ、すでに10万人以上のタレントが登録し、2,500社以上の企業と250の自治体が参加しています。この成功を背景に、若者たちにキャリアの多様性を伝える重要性が高まっています。

若者たちへのメッセージ

Another worksのビジョンは「挑戦するすべての人の機会を最大化する」ことです。このビジョンを実現するために、中高生の企業訪問を通じて「働く楽しさ」や「選択肢の豊かさ」を伝える取り組みが行われています。学生たちに「複業」の魅力を知ってもらい、将来の挑戦に対する意欲を掻き立てる目標があります。

企業訪問の内容

この日のプログラムは、学生が主体的にキャリアを考える内容で構成されていました。具体的には、以下のようなセッションが行われました。

1. 講演：多様な働き方の選択肢と“複業”の魅力について
- 終身雇用の崩壊と新しい働き方の到来
- 複業が広がる背景と具体例
- 仕事を選ぶ際に重要な価値観
- スキルアップや地域貢献、自己実現のための複業事例

2. 職場見学・社員インタビュー
- 実際の職場や仕事内容を学生に体験してもらうことで、リアリティのある理解を促進しました。