都心のオアシス「原宿はらっぱファーム」がスタート!
原宿の中心地に新たな緑の空間が誕生します。その名も「原宿はらっぱファーム」。都市農地と防災をテーマにしたこのプロジェクトは、渋谷区神宮前3丁目にある国有地を活用し、地域住民と支援者たちが共同で運営する都心型の有機循環型コミュニティ菜園です。
地域との結びつきと国のサポート
この菜園の設置には、国と東京都、そして地域住民との長い交渉が含まれています。元々は空き地だったこの国有地は、最近まで利用されておらず、地域のコミュニティ団体が管理を提案。最終的には渋谷区が国からの管理委託を受ける形で、菜園化が実現しました。広大な面積は約1525㎡、これはテニスコートの約7面分に相当します。
クラウドファンディングで成り立つプロジェクト
資金集めの手段として、2025年3月から4月にはクラウドファンディングも実施される予定です。この資金は菜園の運営に必要な資金として利用されるほか、プロジェクトの詳しい内容も公開されるため、支援したい方にはまさに興味深い機会となるでしょう。
自然を学びながら楽しむ場
「原宿はらっぱファーム」では、ただ単に野菜を育てるだけでなく、地域住民が参加し、学びながら実践できる場を提供します。特に、生ごみや木くずなどの有機資源を堆肥化し、化学肥料や農薬を使わない有機農業を実現。参加者にとっては、自然との触れ合いを楽しみつつ、持続可能な農業について学べる貴重な体験が待っています。
様々な施設や活動を整備
このコミュニティ菜園には、いくつかの特徴的な施設も整備される予定です。例えば『つながる畑』は地域のメンバーが8人一組で一緒に作業するスタイルの畑。また、『学びの畑』では菜園講師から野菜の育て方を学びつつ、実際に自らも土に触れることができると言った具合です。他にも、地域住民や訪れた人々が一緒に作業したり、収穫を楽しむことができる『みんなの畑』、地域の生ごみを循環させるコミュニティコンポストなど、楽しく学びながら参加できる多様な施設が用意されています。
開園日とオープニングイベント
『原宿はらっぱファーム』は、2025年4月19日から2026年1月の10か月間公開される予定です。また、オープニングイベントとしてミニマルシェも開催予定です。このイベントを通じて地域の皆さんとの連携を深め、さらなるコミュニティの創出が期待されます。
緑あふれる原っぱへぜひ訪れてみて
都心の喧騒を忘れ、自然に触れられるこの素晴らしい機会をぜひ楽しんでみてください。原宿から発信されるグリーンムーブメントに、あなたも一緒に参加してみませんか。
【施設情報】
原宿はらっぱファーム
住所:渋谷区神宮前3丁目35-13
開園日:2025年4月19日
公式インスタグラム:
@harahara.farm
公式ホームページ:
原宿はらっぱファーム