ナティクシス銀行東京支店が2025年に開業
ナティクシス銀行は、2025年7月1日に東京支店を開業することを発表しました。これにより、日本における銀行業務が新たにスタートし、幅広い金融サービスを提供することが期待されています。
これまでの歩み
ナティクシス銀行東京支店は、2022年6月1日より貸付業務をスタートし、貸金業の登録を受けていました。2025年5月30日には銀行業免許を取得し、新たにナティクシス銀行としての運営が開始されます。この新たなスタートは、日本におけるサービスの強化を意味しており、ナティクシスCIB(コーポレート&インベストメント・バンキング)の専門性を活かし、多様なニーズに寄り添った金融サービスを提供していくとのことです。
ナティクシスCIBの特徴
ナティクシスCIBは、キャピタルマーケット業務、M&A、投資銀行業務、アセットファイナンス業務における豊富な経験を持つ金融機関です。また、インフラ、エネルギー、再生可能エネルギー、ヘルスケア、デジタル、通信、テクノロジーなど各種セクターにおいても高い知見を持ち、実績を上げています。これらの強みを活かし、お客様の事業戦略をサポートし、日本経済の発展にも寄与することを目指しているとしています。
グローバル展開と日本市場の期待
ナティクシスCIBは、アジア大洋州地域最高経営責任者のブルーノ・ル・サン氏が言うように、日本市場はアジア太平洋地域における成長戦略にとって非常に重要です。新拠点の開業は、グローバル展開の重要なステップでもあるとされています。
長廣牧人氏、ナティクシスCIB日本代表者は、「国際市場において日本の重要性は今後も増すだろう」と述べ、銀行業免許の取得が日本国内外のお客様へのサポートをさらに広げるものだと強調しました。顧客への感謝の言葉を述べた後、今後も変わらぬ支援をお願いする姿勢を見せています。
ナティクシス CIB について
ナティクシス CIBは、グローバルな金融サービスを展開している国際的な金融機関です。アドバイザリーや融資、資本市場に関わるサービスを提供し、世界各国の事業法人や金融機関、政府機関に対応しています。また、2050年カーボンニュートラル実現へ向けたポートフォリオの整備にも取り組んでおり、環境負荷の低減をお手伝いしている点も注目に値します。
今後もナティクシスCIBは、豊かな専門知識と経験を活かし、日本を中心とした国際的な成長を続けていくことになるでしょう。金融サービスの新たな選択肢が東京に登場することに期待が寄せられています。