訪問介護の革新
2026-01-16 12:43:19

訪問介護を変革するウェアラブルカメラの導入事例

訪問介護を変革するウェアラブルカメラの導入事例



最近、訪問介護業界における新たな取り組みとして、株式会社エイプレイスがセーフィー株式会社のウェアラブル型クラウドカメラ「Safie Pocket2 Plus」を導入した事例が注目を集めています。介護業界は今後2040年には約58万人の人手不足が見込まれており、この現実に直面する中、エイプレイスはこの致命的な課題に対抗するための革新を試みました。

過酷な現場と教育の課題



エイプレイスは「24時間365日対応」を可能にする訪問介護サービスを提供し、その品質向上のためにICT(情報通信技術)の導入にも力を入れてきました。しかしながら、新人スタッフが一人で利用者の自宅を訪問する際の不安や、指導員の品質にバラつきがあることが問題視されていました。今までの教育はベテランの指導員が同行し、直接指導する形が主流でしたが、これは時間的コストがかかる上に人手不足が更にこの問題を深刻化させています。そこで必要とされたのが機器を活用した革新でした。

Safie Pocket2 Plusの選定理由



エイプレイスでは、最初にメガネ型カメラなど、他の選択肢も検討しましたが、重さやコストの面で適さないと判断しました。最終的に選ばれたのが「Safie Pocket2 Plus」。そのシンプルで直感的な操作性は、特に60代から70代のスタッフでも使いやすいと評判です。また、頑丈で長時間のバッテリーを備え、現場での使用にも耐えうる設計が評価されました。鮮明な画質と双方向通話が可能な機能も、リアルタイムでのサポートを実現しました。

導入した結果と効果



このカメラの導入によって、指導員が現場に赴く必要が格段に減り、業務効率が飛躍的に改善されました。移動時間の削減により、指導員は遠隔からリアルタイムにスタッフをサポートできるようになり、その結果、職務の効率が上がりました。一日あたり200〜300分の時間削減が実現され、訪問件数も増えました。さらに、手順書の作成に映像を利用することで、高速かつ正確な情報伝達が可能となり、以前は60〜120分かかっていた作成時間が30〜60分に短縮されました。

質の均一化とサービス向上



指導員は業務終了後に録画された映像を基に振り返りを行うことで、具体的で効果的な指導ができるようになりました。新規の利用者に対するサービスも、熟練したスタッフが様子を撮影し、その映像を基に次に訪問するスタッフがスムーズに支援できるようになっています。このようにして、現場におけるサービス品質の均一化が実現されつつあります。

スタッフの不安解消と採用への良影響



「一人で訪問するのが不安」という悩みは、多くの訪問介護の求職者が抱えるものです。しかし、カメラを通じて先輩や管理者のサポートがすぐに受けられる体制が整ったことで、新人スタッフにとっては大きな安心材料となり、人材確保の面でもプラスに働いています。

トラブル時のエビデンスとしての機能



訪問介護は一対一のコミュニケーションに基づいていますので、時にトラブルが発生することも珍しくありません。録画済みの映像は、トラブル後の事実確認に役立ち、双方を守る重要なツールとして機能できるのです。

未来の介護業界を見据えて



エイプレイスは、引き続きICTの活用に注力し、人手不足という業界の大きな課題に立ち向かっていく方針です。「介護業界でICT活用No.1の企業」を目指し、さらなるサービスの向上を図るとともに、外国人材の教育にもこのカメラを活用し、質の高い介護サービスを提供し続けるために力を入れていく考えです。新たな技術の導入によって、訪問介護の未来が大きく変わる可能性が期待されています。


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