Netskopeが革新をもたらすAI Command Center
2026年6月2日、Netskope(NASDAQ: NTSK)が新たなセキュリティソリューション『Netskope One AI Command Center』を発表しました。この機能は、AIに関連するさまざまなリスクを包括的に検出し、統合的なリスク分析を行うことを目的としています。
企業が直面するAIの急激な普及
Netskopeの調査によると、過去1年間で企業で使用されるAIアプリケーションの数が平均で5倍に増加し、AIユーザーは3倍に達しています。企業あたりおよそ37のAIエージェントが導入され、月平均で233件のAIデータポリシー違反が確認されています。この急速な成長の中、AIの利用状況を正確に把握できている企業はわずか6%に過ぎないというデータもあるため、企業はより一層のリスク管理が求められています。
新しい機能でAIリスクを低減
Netskope One AI Command Centerは、企業が利用しているAI資産を問わず、リスクを軽減するための強力なツールです。これにより、企業内の全AI資産がどのように接続されているかをマッピングし、その関係性を可視化します。マッピングが完了すると、Netskopeは既存のデータの機密性や信頼性を基に、リスクインサイトを提供します。さらに、ポリシーの作成・調整、修正ワークフロー、調査などが同一インターフェース上で推奨され、セキュリティチームは非常に効率的に対応できます。
新機能の追加
このAI Command Centerには、以下のような新機能も追加されています:
- - エンドポイントAI検出: Netskope One Clientの機能が強化され、管理されたエンドポイント上でインストールされているAI関連のアプリケーションやプロセスを洗い出します。
- - サーバーAI検出: 企業の仮想マシンおよびKubernetesノードでTLS暗号化された暗号化されたAIトラフィックをカーネルレベルで傍受し、検出範囲をさらに増やします。
また、新たに導入された「AI Risk AISecOps Agent」は、セキュリティチームの負担を軽減し、手動でのトリアージプロセスを自動化することで、さらなる効率化を図ります。
セキュリティの未来
NetskopeのCEOであるSanjay Beri氏は、「多くの組織でAIの導入が急速に進んでいるが、セキュリティチームが追いつくのは難しい」と述べています。このNetskope One AI Command Centerの導入によって、企業は一元的にすべてのAI資産を把握し、最適なセキュリティ対策を講じることが可能になります。
統合される未来
IDCのリサーチディレクターであるJennifer Glenn氏も、AIの急速な導入に伴うリスクの相関分析の必要性を強調しています。企業はこのプラットフォームを利用することで、よりスピーディにAI由来の脅威を予測し、それに対処できるようになるでしょう。
Netskope One AI Command Centerは本日よりリリースされており、エンドポイントAI検出やサーバーAI検出といった新機能も2026年第3四半期に順次提供される予定です。AIセキュリティの新たな時代が幕を開けます。