消防本部も導入したオンラインカウンセリングサービス「マイシェルパ」とは

愛媛県の伊予消防等事務組合消防本部が新たに採用したオンラインカウンセリングサービス「マイシェルパ」が期待されています。このサービスは、現場で日々厳しい状況に立ち向かう消防職員のメンタルヘルスを支援するために導入されました。デジタルテクノロジー四国と株式会社マイシェルパが手を組み、2025年10月からの開始を予定しています。

導入の背景

消防職員は日常的に緊張や責任の重さを感じながら業務を行っています。こうしたストレスが蓄積するとメンタルヘルスに悪影響を及ぼす可能性があります。このため、伊予消防等事務組合消防本部では、専門の心理職による支援を提供し、メンタル不調の予防と早期回復を目指しています。

「マイシェルパ」は、臨床心理士や公認心理師が提供するオンラインカウンセリングサービスです。職員が安心して相談できる環境を整えることで、ストレスを軽減し、精神的な健康を保つ手助けを行います。

ケアの内容と特長

「マイシェルパ」の大きな魅力は、受けるカウンセリングがオンラインであるため、消防職員が時間や場所を選ばず利用できるところです。自分に合ったカウンセラーを選ぶことができ、継続的に同じカウンセラーから支援を受けられる体制も整っています。これにより、職員は自分のペースでメンタルケアを行うことができ、その効果を最大限に引き出せるよう工夫されています。

地域社会への影響

デジタルテクノロジー四国は「マイシェルパ」の販売代理店として活動し、四国地域の行政機関や企業にメンタルヘルスケアを提供する取り組みも行っています。地域の発展を視野に入れ、健全な就労環境づくりに寄与することが強調されています。

今後はメンタルヘルスケアがより身近な存在となり、地域社会全体の健全性を保つ重要な要素になるでしょう。