ARBURG Freeformer登場
2025-07-09 13:45:14

日本3DプリンターがARBURG Freeformerの販売開始、革新技術を展示へ

日本3Dプリンターが新たにARBURG Freeformerを販売



東京の中心に本社を構える日本3Dプリンター株式会社は、プラスチック加工機の世界的大手ARBURG社と提携し、最新の3Dプリンター「Freeformer」シリーズの取り扱いを発表しました。特に注目すべきは、2025年7月9日から11日に幕張メッセで開催される次世代3Dプリンタ展にて、Freeformer 750-3Xの実機を展示することです。

ARBURG社の歴史と技術



1923年に設立されたARBURG社は、現在36の拠点と3,700名以上の従業員を抱え、射出成形機に特化した実績を持つ企業です。彼らの専門知識により、Freeformerは射出成形用ペレットを用いた3D造形が可能となっています。この方法では、伝統的な金型を使うことなく、安価で柔軟性のある材料選定が行えます。これにより、少ないコストでプロトタイピングから量産までスムーズに進めることができます。

独自技術「APF方式」の仕組み



Freeformerの中心となる技術は、ARBURGが特許を取得した「APF方式(Arburg Plastic Freeforming)」です。この仕組みでは、ペレットをシリンダー内で溶かし、細かいドロップレットとして吐出します。これを重ねることで高精度な造形を実現し、射出成形品に匹敵する強度を誇ります。また、様々な種類のペレットを使用できるため、素材選定が可能な点も魅力です。

高機能な3Dプリンターの特長



1. 金型不要でコスト削減


これまでの3Dプリンターでは、高価な専用フィラメントが必要でしたが、ARBURG Freeformerは工業用ペレットから直接造形が可能です。これにより、生産コストを大幅に削減できます。

2. 高強度な造形


細かいドロップレットを正確に積層することで、層間の接合性が高まり、射出成形品と同じレベルの強度を実現できます。これにより、実際の使用環境でのテストが容易で、開発時間の短縮が可能です。

3. 多様な材料に対応


FreeformerはABSやPC、PAなどの一般的なプラスチックだけではなく、医療用途にも対応した材料を使用できます。特にFDA認証を受けた材料を活用すれば、医療機器の試作においても二次認証が不要になります。

展示会情報



2025年7月9日から11日まで、幕張メッセで開催される「第8回次世代3Dプリンタ展」に出展し、最新のFreeformer 750-3Xを実際に見られるチャンスです。来場には事前登録が必要ですので、Webサイトでお申し込みください。

日本3Dプリンター株式会社について



会社概要として、日本3Dプリンターは2013年に設立され、3Dプリンターや3Dスキャナー、関連サービスを提供しています。特に『ものづくり』の未来を見据えたソリューションを多岐に渡り展開し、業界内での信頼を築いてきました。

詳細は公式ウェブサイトをご覧ください。これからのものづくりに欠かせない技術を、ぜひご体感ください。

日本3Dプリンター株式会社サイト


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