カクヤスが新たな一歩、業務効率化を実現する「DRESS CODE」の導入
東京都北区に本社を構える酒類の販売最大手、株式会社カクヤスはこの度、IT資産管理に関する新たなアプローチとして「DRESS CODE」を導入しました。この取り組みは、カクヤスが取り組んでいる業務のデジタル化と成長戦略の一環として位置付けられています。
導入の背景と目的
日本国内での競争が激化する中、カクヤスは市場での優位性を維持するためにエリアの拡大や新しい店頭販売の構築に着手しています。これに伴い、基幹システムの刷新を進めており、デジタル技術の活用が急務となっています。しかしながら、ITツールの増加により業務の煩雑さやセキュリティリスクも増していました。本プロジェクトの目的は、業務の効率化とともに、安全性を確保することです。
「DRESS CODE」の特徴
「DRESS CODE」は、業務の構造的な摩擦を解消するために設計されたプラットフォームです。異なる部門で使用しているツールがバラバラであることに起因する非効率を解消し、各部門の情報を統合することで、業務を最適化することが期待されています。このシステムは、特に以下の3つの効果を見込んでいます。
1)業務効率の向上
「DRESS CODE」の導入により、ソフトウェアアカウントの発行やデバイスの貸与の業務負担が大幅に軽減される見込みです。また、IT資産の管理状況やコストが一元化されることで、より効率的な運用が可能になります。
2)セキュリティリスクの低減
退職者や業務終了者が残していったソフトウェアアカウントやデバイスの管理が杜撰になることは情報漏洩のリスクを高めます。「DRESS CODE」はこのような潜在的なリスクを見える化し、セキュアな運用を可能にします。
3)コストの可視化
不必要なITコストを視認化し、最適化に努めることで、適切なIT投資が促進される仕組みができあがります。これにより、カクヤスは業務運営をより一層健全なものにできることを目指しています。
株式会社カクヤスの声
カクヤスの執行役員でシステムサービス部長の村山智輝氏は、この導入の意義について「IT資産管理の課題解決が背景にある」と語ります。自社の成長を維持しながら、セキュリティ強化を実現するために、攻めの姿勢と守りの部分を両立させる重要性を強調しました。
今後の展望
「DRESS CODE」は単にIT周りのシステムに留まらず、今後は人事や労務、総務といった各業務の課題解決にも繋がることが期待されています。このプラットフォームが持つ横断的な最適化の思想は、業務全体に良い影響を与えることでしょう。
株式会社カクヤスは今後も「DRESS CODE」を通じて、より効率的で安全な業務運営を実現していく意向を示しています。業務の改善を進めるカクヤスの取り組みから目が離せません。
企業情報
株式会社カクヤス
設立:2020年10月
本社所在地:東京都北区豊島2-3-1
公式サイト
Dress Code株式会社
設立:2024年9月
本社所在地:東京都中央区築地2-1-4
公式サイト