友情のレポーター30周年記念トークイベントが開催
「友情のレポーター」(主催:国境なき子どもたち)は、日本の子どもたちが海外の子どもたちと友情を築くための素晴らしいプログラムです。このプロジェクトは、子どもが国際理解を深め、その体験を日本のコミュニティに伝える役割も担っています。1995年から始まったこのイニシアチブは、今年で30年目を迎え、これまでに70名以上のレポーターがカンボジア、フィリピン、ヨルダンなど、様々な国々に派遣されてきました。
この30周年の節目に、レポーターとしての経験を持つ参加者たちが集い、互いの体験を語るトークイベントが開催されます。聖心グローバルプラザの会場とオンラインのハイブリッド方式で行われるこのイベントでは、レポーターとして活動したことがどのように彼らの人生に影響を与えたのか、最新のトピックスを交えながら議論します。
第一部:参加による変化と成長
第一部では、最近派遣されたレポーターたちが、自身の取材を通じて得た発見や、そこから導かれた進路について語ります。彼らはそれぞれの視点から、どのように「友情のレポーター」としての体験が自身の成長につながったのかを共有します。また、司会として中道洋司が参加し、彼自身の経験を交えながら豊かな対話が繰り広げられることでしょう。
登壇者には、波田野優(2024年)、松元夏和(2023年)、落合愛友海(2018年)、大沼文香(2007年)が登場し、各々のストーリーを通じて、参加者に新しい視点を提供します。
第二部:日本国内で見えたもの
第二部では、現在社会人として活躍するレポーターたちが、自分たちの人生の歩みと国際的な視点から見える国内外の問題について語ります。司会を務めるのは安田菜津紀です。登壇者たちは、自身の経験がどのように彼らの価値観や社会に対する認識を変化させたかを、事例を交えて深く掘り下げていきます。
イベントの詳細
日時は2025年11月23日、15時から17時まで、会場は聖心女子大学の聖心グローバルプラザ。事前申し込みが必要で、参加費は無料です。先着50名まで。オンラインでの参加も可能で、参加者には事前にURLが送られます。参加希望者は、申込フォームから申し込みを行い、11月20日までに手続きを完了させる必要があります。
「友情のレポーター」という経験が、参加者たちの考え方や社会への視点にどのような変化をもたらしたのか、参加される皆さんと一緒に考える貴重な機会となることでしょう。
こんな方に推奨
- - 海外でボランティア活動に興味のある方
- - 異文化や多様性への理解を深めたい方
詳しい登壇者のプロフィールやイベントの詳細は、公式ウェブサイトをご確認ください。
国境なき子どもたち(KnK)について
国際協力NGOである国境なき子どもたち(KnK)は、1997年に設立され、これまでに15ヵ国以上において23万人以上の子どもたちに教育機会を提供しています。「共に成長するために」という理念のもと、世界の子どもたちへの教育支援を行い、特に若い世代に向けた国際理解の促進にも注力しています。