TXOneと横河電機の提携
2025-05-20 11:02:39

TXOneと横河電機が結んだ新たなOTセキュリティのパートナーシップ

TXOneと横河電機のOTセキュリティ提携



TXOne Networks Japanと横河電機が手を組み、OTセキュリティの強化に向けたパートナーシップを締結しました。この連携は、デジタル化が進み、工場や製造現場がオープンなネットワークへと接続される中で、サイバー攻撃からの防御を目的としています。

OTセキュリティの重要性



昨今の製造環境では、従来の閉じたネットワークシステムに加えて、インターネットやクラウドサービスの導入が進んでいます。このような環境の変化は、今まで以上にセキュリティの確保が不可欠であることを意味しています。TXOneの「Elementシリーズ」は、この課題に対処するため開発された製品で、機器のライフサイクル全体を通じてセキュリティを保障します。

TXOne Elementシリーズの機能



Elementシリーズには、『Portable Inspector』『ElementOne』『Safe Port』の3つの製品があります。これらは、マルウェアスキャンから資産管理、定期的な安全確認まで、様々なシーンで活躍することができます。特に、Portable Inspectorは、ソフトウェアをインストールせずにマルウェアの状態をLEDで視覚的に確認できる点が特徴です。

横河電機の取り組み



横河電機もまた、さまざまな分野での経験を生かし、OTシステムのサイバーセキュリティを強化しています。特に、IT/OTコンバージェンスの進展において、制御システムの安全な利用をサポートするための専門家チームを編成し、全面的なセキュリティプログラムを提供しています。これは、教育訓練やリスクアセスメント、セキュリティルールの策定までを含む包括的なサポート体制です。

パートナーシップの意義



TXOne Networksのグローバルアライアンスの副社長、ナサー・ゼイヤー氏は、この提携によって、重要なインフラや産業分野でのOT環境を保護するというTXOneの使命が大きく前進することを期待しています。また、横河電機の飯島克典氏も、OTおよびITシステムの双方でのセキュリティ強化の重要性を強調し、両社が連携してデジタルトランスフォーメーションを安全に進めるための鍵となると述べています。

未来への展望



TXOneと横河電機は、今後も共同でマーケット戦略を進め、真に価値のある成果を実現することを目指しています。これにより、産業オペレーションの未来を守り、全体のデジタル化の進行に寄与していくことでしょう。ぜひ、この新しいパートナーシップの動向に注目していきましょう。


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