三上晴子追悼展
2025-09-19 14:50:12

三上晴子没後10年追悼展「MIKAMI MEME 2025」が新宿で開催

三上晴子没後10年追悼展「MIKAMI MEME 2025」のご紹介



東京・新宿に位置するアートギャラリー√K Contemporaryでは、2025年10月18日から11月22日まで、メディアアートのパイオニア、三上晴子の没後10年を記念する追悼展「MIKAMI MEME 2025|三上晴子と創造のミーム」が開催されます。この展覧会は、彼女の影響力ある作品や思想を再評価し、後世に伝える重要な機会となることでしょう。

三上晴子のアート


三上晴子(1961-2015)は、1980年代から活動を開始し、特にジャンク素材を使ったインスタレーション作品で注目を集めました。彼女はその後、脳とコンピュータ、身体と免疫に関するテーマに焦点を当て、ニューヨーク滞在を経てインタラクティブアートへと表現の幅を広げました。20年間にわたり、国内外のメディアアートシーンで活躍し、多摩美術大学での教育活動も通じて、多くのアーティストを育成しました。

彼女の追求した問題意識は、現代のデータ監視や生成AI技術、さらにはパンデミックや世界的な戦争の影響においてますます重要性を増しています。この展覧会は、そうした背景のもとで三上がどのように社会と対話し、創作活動を行ってきたかを浮き彫りにします。

展覧会の内容


「MIKAMI MEME|三上晴子をめぐる創造的ミーム」と題されたこの展示では、三上の思想を引き継いだアーティストたちの作品が紹介されます。出展作家には、80年代後半に三上と共作を発表した飴屋法水や、三上の助手を務めた山川冬樹、平川紀道、三原聡一郎、毛利悠子、やんツーなどが名を連ねています。

本展は、三上の作品群の中に流れる「MIKAMI MEME」という概念を探求します。これは、過去のアート作品を通じて現代の情報フローや意識について考え直し、観客との関係をも視野に入れたものです。他者との対話や偶然性を重視し、優れた作品を生み出す助けとなるでしょう。

特別イベント


また、11月3日には、飴屋法水による80年代の作品《バリカーデ》に基づくパフォーマンスが予定されています。これは、三上との共作によるもので、当時のアートシーンにおける彼女の影響を直接感じられる機会となります。

展覧会情報


展覧会は、2025年10月18日から11月22日まで、毎日13:00から19:00まで開催されます。ただし、日曜と月曜日は休廊となりますので、お越しの際はご注意ください。公式サイトやSNSで最新情報を確認できます。

この貴重な機会に、三上晴子の作品や思想に触れ、新たな視点を得ることをお勧めします。


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