オリンピック金メダリスト・水谷隼が保育園で卓球教室開催!
東京都内の認可保育園・認定こども園を運営する【東京児童協会】が、オリンピック金メダリストの水谷隼選手を講師に招き、園児向けの卓球体験プログラムを実施しました。このイベントは、公益財団法人日本卓球協会の協力を得て行われ、「はじめての卓球教室」として園児たちに卓球の楽しさと「挑戦する気持ち」を伝えることを目的としています。
「はじめて」の体験を通じて学ぶために
東京児童協会では、子どもたちの「はじめての体験」を大切にし、トップアスリートから学ぶスポーツプロジェクトを整備。年間を通じて、全24園に通う5歳児を対象に約10種類のスポーツに親しむことができます。笑顔と歓声に包まれたこの日、卓球体験は新たな挑戦として加えられました。
このプロジェクトは、水谷選手の指導の下、卓球の普及と育成を目的に活動しています。特にBUTTERFLY、Nittaku、VICTASといった卓球用具メーカーからの協力を得て、保育園での卓球体験は初の試みとなりました。さまざまな工夫を凝らし、子どもたちが楽しく卓球を学べる場を提供しました。
卓球体験会の詳細
当日は、園児の身長に合わせた特設の卓球台を用意し、通常より大きめのボールを使用。ラケットの持ち方からラリーまで、楽しく学べる内容で進行されました。BUTTERFLYが用意したオリジナル紙芝居や絵本を使って卓球の魅力を紹介し、園児たちは水谷選手と共にその物語を楽しんだ後、実際にラケットを握りました。
体験の中では、水谷選手が直接指導を行い、子供たちの笑顔があふれました。中には100回以上ラリーを続ける子も現れ、会場は歓声に包まれました。最後は、元気いっぱいのハイタッチで締めくくり、「できた!」という達成感が広がりました。
講師のコメント
水谷選手は、「この保育園での体験会が初めての試みでしたが、子どもたちのエネルギーにもらえたことが嬉しいです。挑戦する気持ちを伝えることができたらと思っています。」とコメント。その言葉からは、子供たちへの想いが伝わってきました。
また、日本卓球協会の専務理事である宮崎義仁氏は、「子どもたちが一流の選手に触れる機会を持つことが重要だと考えています。この体験が、将来の卓球への関心を醸成するきっかけになれば嬉しいです。」と語りました。
地域に根ざした活動
東京児童協会は約100年の歴史を持ち、全24園の認可保育所・認定こども園を運営しています。「子どもたちが未来を生き抜く力を育む“大きなおうち”」という理念のもと、保育だけでなくスポーツや様々な活動を通じて、子どもたちの成長を支えています。
今後の展開
今後も、公式HPなどで様々なスポーツイベントが発表される予定です。水谷選手との卓球体験を通じて、子どもたちが育む「挑戦」や「達成感」が、彼らの心に残る大切な瞬間となることでしょう。ぜひ、今後の活動にも注目していただきたいです。