地方創生の最前線!ふるさと住民1,000万人会議が始動
株式会社雨風太陽と一般社団法人namikaze communitiesは、地域社会の未来を思索するため「ふるさと住民1,000万人会議」を開催します。第一回は2026年10月15日に島根県海士町で、約100名の参加者を迎え実施します。この会議の目的は、単に「ふるさと住民」として登録する人を増やすことではなく、地域に真正に関わり、当事者となることが重要だとされています。
ふるさと住民登録制度の意義
昨今、人口が減少する中で地域を持続可能にするためには、地元住民だけではなく、地域外からも関わる人々が必要です。2025年に閣議決定された「地方創生2.0基本構想」は、こうした背景を踏まえ、住所地以外の地域に持続的に関わる人々を可視化する「ふるさと住民登録制度」を設けることを明示しました。この制度により、地域経済や社会の活性化を図ることが期待されます。
1,000万人という目標
政府が示した目標は、今後10年間で関係人口を実人数1,000万人、延べ人数1億人に達することです。しかし、この数字だけを追求すると、関係人口の本来の意義が薄れてしまう恐れがあります。「1,000万人という数字の先に、どのような地域社会が築かれるのか」、これが本会議の中心的な問いです。
第1回会議の開催
10月の海士町での会議では、地域住民や自治体職員、若者や移住者など様々な立場の人々とともに、地域が直面している課題について議論します。
対話を重視したフォーマット
本会議は、「成功例を聞くセミナー」ではなく、参加者が直接地域の未来を共に考え、意見を交わす場となります。高橋博之氏(雨風太陽社長)や青山達哉氏(namikaze communities代表理事)による問題提起の後、海士町の関係人口についての実践を共有し、その後約100名がディスカッションしながら「海士町から投げかける最初の問い」を言語化していきます。
岩手県での次回開催
さらに、1回目の会議の成果として生まれた問いは、11月に岩手県で行われる第2回会議に引き継がれます。この循環的な形式により、各地域での思考が連携し、全国的なネットワークを形成します。
「関係人口」という新たな価値を探る
高橋博之氏は、10年前に提唱された「関係人口」を国として位置づける準備が整ったとし、これからが新しい社会の創造に向けたスタートラインであると語ります。青山達哉氏も、地域外に住む人々が地域の未来構築に参加できる重要性を強調し、会議を通じて新たな「住民とは」や「地域は誰と創るのか」という問いを全国に広めたい意向を示しています。
主な参加者構成と参加対象
「ふるさと住民1,000万人会議」には、地域住民、自治体関係者、企業、若者、移住者など、さまざまな立場の人が参加します。多様な視点からの対話が生まれることが期待でき、地域の未来に繋がる重要な知見が得られることでしょう。
まとめ
「ふるさと住民1,000万人会議」は、単なる登録数の増加を目指すのではなく、地域との質の高い関係を築くことを目的としています。参加者同士の深い対話から、新しい地域社会のあり方が浮かび上がります。これからの地方創生と地域社会のあり方を考える重要な機会となるこの会議、ぜひご注目ください。