武蔵野美術大学で学ぶ観光とアートの新たな融合
2025年度に開講される「VCP for TOKYO Tourism」は、観光とアート、デザインをテーマにした特別な教育プログラムです。この講座は、地域と人との関係を再生させることを目指し、観光サービスデザインを実践的に学ぶ機会を提供します。受講者は、創造的思考力を育むための講義やワークショップを通じて、観光産業におけるブランド力やイノベーション力の向上に寄与することを目指します。
プログラム概要
このプログラムは、全5回の講座で構成され、各回150分の授業が予定されています。講座は、武蔵野美術大学 市ヶ谷キャンパスで行われ、さらに任意参加のフィールドワークとして、東京都の伊豆大島での1泊2日の日程も用意されています。この延長プログラムでは、大学では味わえない特別な体験を通じて、新しい視点を育むことができるでしょう。
開催日程
- - 日程: 2025年12月9日(火)〜2026年2月2日(月)
- - フィールドワーク: 2026年2月28日(土)・3月1日(日)
- - 会場: 武蔵野美術大学 市ヶ谷キャンパス 7階 コワーキングスペース「Ma」
参加費用
受講は無料ですが、フィールドワークにかかる渡航費や宿泊費は参加者負担となります。
対象者
- - 東京都内で観光関連事業に従事している方
- - 文化資源や観光、まちづくりに興味のある方
5つの学びのエレメント
- - DAY1: プログラムオリエンテーション では、観光業の課題に対するエクスペリエンスデザインの重要性を学びます。
- - DAY2: まちと人の暮らしを「再生」するデザインでは、地域との結びつきを深めるためのデザイン思考に触れます。
- - DAY3: ブランド体験デザインでは、老舗酒造の事例を通して、伝統文化を継承するための工夫を探求します。
- - DAY4: ワークショップでは、実際のフィールドで学んだ内容を活かした体験型の調査活動を行います。
- - DAY5: 講評では、これまでの成果を発表し、相互のフィードバックを通じて学びを深めます。
フィールドワーク@伊豆大島
伊豆大島でのフィールドワークは、日常の枠を超えた新たな体験を提供します。観光やサービスづくりについての理解を深める良い機会となるでしょう。自然豊かな環境の中で得られる新しいインスピレーションは、受講者の創造的な思考を刺激し、観光業におけるイノベーションの源となります。
この特別講座は、地域資源を活用した新たな観光の形を築くために必要不可欠なプログラムです。興味のある方は、是非参加を検討してみてください。参加申し込みは、2025年10月24日から11月17日まで受け付けています。詳細は武蔵野美術大学の公式ウェブサイトをご覧ください。