持続可能な未来の会議
2025-10-22 21:56:24

岡山大学が持続可能な未来を考える世界会議に登壇者を招待し表敬訪問を実施

岡山大学が開催する持続可能な未来のための世界会議



2025年10月、岡山市において「第14回グローバルRCE会議」が開催されます。この会議は、持続可能な開発に関する教育をテーマにした国際的なプラットフォームであり、世界中から関係者が集まり最新の知見と実践を共有する場です。この会議に向けて、岡山大学が招聘した4人の登壇者が、同大学の学長である那須保友氏を10月20日に表敬訪問しました。

訪問に参加したのは、英国エクセター大学のRajani Naidoo副学長、南アフリカのステレンボッシュ大学のDarla Deardorff教授、ユネスコの若手代表Ilan Enverga氏、そして岡山大学のユースアンバサダーSofia Bermudezさんです。彼らは、国際的な視点から持続可能性や教育の役割について意見を交換し、大学が持つべき機能について熱心に議論しました。

サステイナビリティとウェルビーイングの統合



表敬訪問では、大学が地域社会や教育の中でいかに持続可能な実践を行うべきか、そしてそれがどのように国際的な共通項になるのかに焦点が当てられました。それぞれの登壇者が、在籍している大学の事情や、特に学生が参加する自治組織について語り、日本の大学と比較した意見が交わされました。これにより、各国の事情が浮き彫りになり、国際共修の重要性についても意見が一致しました。

RCE会議の意義



今回の会議は「持続可能な未来のための学びを再考する」というテーマで、過去20年のRCEの活動を振り返りつつ、新たな方向性を探る重要な機会となります。また、岡山市での開催は2014年に続く2回目で、同じ都市での開催は前例がありません。今回の会議では、岡山大学が主催する分科会「Planetary-centered Universities at the Ethical Turn」も注目されています。

この分科会では、サステイナビリティとウェルビーイングを大学の教育課程や研究活動にどのように組み込むかについて話し合われます。国際的な登壇者たちが集まり、白熱した議論が交わされることが期待されています。

地元大学の役割と未来の取り組み



岡山大学は、2005年に国連により地域の拠点として認定されたRCE岡山の一員として、持続可能な開発の推進に力を入れています。今回の会議を通じて、地域中核・特色ある研究大学としての役割を再確認し、持続可能な未来を目指した新たな取り組みを進める意義があります。

大学は、教育課程、研究、地域貢献において、持続可能な方向性を示し続けなければなりません。この会議では、これからの社会変革における高等教育の在り方についても深く掘り下げて議論されるでしょう。

私たちの地域である岡山市が広めるサステイナブルな未来のために、岡山大学に期待を寄せ、今後の活動に注目していきたいと思います。


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