レインボーハウス市譲渡
2026-03-30 11:38:20

震災遺児支援の拠点「陸前高田レインボーハウス」市に譲渡へ

陸前高田レインボーハウスの譲渡



一般財団法人あしなが育英会は、東日本大震災の遺児支援を行うための拠点である「陸前高田レインボーハウス」を、陸前高田市に無償で譲渡することを発表しました。この譲渡は2026年3月31日予定で、4月下旬には譲渡式が行われる見込みです。

レインボーハウスの概要と意義



陸前高田レインボーハウスは、2011年に発生した東日本大震災の影響を受けた子どもたちへの心のケアを提供するために設立されました。震災直後からの活動を通じて、約2083人の震災遺児が支援を受け、特に2011年5月から始まった心のケアプログラムは多くの子どもたちとその家族の心の安定に寄与してきました。

譲渡の背景



建設時から、震災遺児の成長を考慮し、10年以内に地域に引き渡すことが計画されていました。今年2023年現在、多くの震災遺児が成人を迎えているため、陸前高田市との交渉が進み、無事に譲渡が決定したのです。このプロセスは寄付者への約束を果たすものであり、地域への還元を意識した重要なステップとなります。

ノスタルジックな過去の思い出



最近、2026年3月11日には「3.11開館日」という特別なイベントが行われ、14組の震災遺児家庭が来館しました。子どもたちからは「ここは第二の家」といった声が多く聞かれ、大人たちも「子どもたちの居場所」としての大切さを再確認する機会となりました。これらは、レインボーハウスがどれほどの支えとなっていたかを物語っています。

今後の方針と活用方法



譲渡後も、陸前高田市はこの施設を地域の児童支援に活用する計画です。具体的には、震災遺児たちの成長の証として、来館した際に記録を残す「身長板」や、支援者への感謝を表す銘板を維持しながら、地元の人々に愛される施設として新たな役割を果たします。

一方で、あしなが育英会は仙台の拠点を中心に震災遺児支援を続け、震災とは別に親を失った子どもたちのケアも行います。石巻にも同様に地域貢献を進め、延々と続く支援活動を展開していく方針です。

譲渡式について



陸前高田市で行われる譲渡式には、陸前高田市の佐々木拓市長やあしなが育英会の村田治会長、来館した震災遺児家庭が参加予定です。具体的な日程については随時発表される予定です。

この譲渡は、単なる施設の移転ではなく、地域での支え合いの象徴となります。震災遺児たちが安心して過ごせる場として、また支援者が温かい思いを次世代に繋げる架け橋として、大きな意味を持つことでしょう。今後もこの取り組みから目が離せません。


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